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491.万葉線7070形レトロ電車 庄川橋梁
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2018.10.03 万葉線 六渡時-庄川口 NikonD850 AF-SNikkor50㎜F1.8 ISO200
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またしても色褪せたキハ40にやられた衝撃に加え、立山連峰に雲がかかり始めたこともあって、昼で雨晴海岸か
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ら撤退することにした。次なる目標は旧加越能鉄道の万葉線。氷見線の伏木から歩けば万葉線の中伏木までは1
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kmもないくらいである。庄川の鉄橋なら1時間弱で移動できるだろう。
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砺波平野の南端から北流する2本の河川は、近づきつつも合流しないまま伏木付近で富山湾に達する。西側を
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流れるのが小矢部川、東側を流れるのが庄川で、小矢部川西岸を氷見線が、東岸を万葉線が走っている。 伏木
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駅から小矢部川を跨ぐ道路橋を渡り、歩くこと30分ほどで庄川の堤防と万葉線の鉄橋が見えてきた。 日はまだ西
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側に回りきっていない。そのまま鉄橋東端の庄川口の駅付近で構えることにした。
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運用順でいうと3本後がお目当てのレトロ電車7073号のはずである。 まったり待つこと45分、まずはクリームとオ
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レンジの加越能カラーを1枚頂戴した。 続いては対岸に渡って返しを狙う。道路橋をてくてく歩いて、近いようで遠
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い反対側の川縁に三脚を立てる。いや、バックの道路橋のトラスを隠すため、敢えて脚を伸ばさずローアングルで
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セッティング。15時過ぎの高岡行きを仕留めた。だが、まだまだ光線的に正面が薄い。この時期なら陽のあるうち
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にもう1往復は撮れるだろう。太公望よろしく川辺に腰を下ろして列車を待ち、17時のスジでこのカットを押さえた。
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六渡寺から続行の電車に乗って撤収。昭和のオンボロ路面電車は、吊り掛け音を響かせて夕闇迫る街中をガタ
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ゴトと走った。およそ30分余りで高岡駅に着く。 3セク化された旧北陸本線で富山に出て、ビールを片手に新幹線
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に乗り込めば、後は軽く微睡むうち瞬く間に東京である。今更ながら、北陸が近くなったことを実感した旅だった。
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