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490.キハ47・47 雨晴海岸能登半島バック
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2018.10.03 雨晴-越中国分 NikonD850 AF-SNikkor35㎜F1.8 ISO200
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9月のツアーで富山の魅力を再認識した。本線の国鉄型こそ絶滅寸前になったとはいえ、氷見・城端のタラコに
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地鉄の旧型車、それに万葉線にも昔ながらの路面電車が残る。ピンポイントの1日休みで往復するには片道400
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km超の距離がネックだが、雨晴海岸の付近のみ狙い撃ちするなら電車移動で十分事足りる。10月初旬、2週間
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ぶりの休みと晴れ予報を確認して、東京駅鍜治橋口から高岡・金沢行きの夜行バスに乗り込んだ。
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今日は上信越道工事のため、関越道新潟廻りで運転…という車内放送に延着を警戒したが、それは杞憂に終
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わった。翌朝未明、定時に高岡駅前到着。コンビニで朝食を仕入れて、氷見線の始発列車で雨晴に向かう。車体
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更新されてはいるもののこれも立派な国鉄型キハ40系列、ボックスシートがずらりと並ぶ車内の雰囲気は実に懐
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かしい。 他に客がいないのをいいことに1ボックス占領して足を伸ばすうち、空気の抜ける音がして半自動のドア
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が閉まり、エンジンの唸りと共に列車はゆっくりとホームを後にした。
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ちょうど越中国分を過ぎてトンネルをくぐり、車窓に富山湾が開けたところでご来光。立山連峰から顔を出した朝
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日が海面に光芒を引く。絶景に思わず息をのみ、スナップ用のX100Sで数カット。 たまには乗り鉄も悪くないもの
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である。間もなく、派手な制動音が響き、鄙びた雨晴の駅に到着した。
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デジセットのみの軽装なので、徒歩鉄するにも足取りは軽い。まずは前回と同じ展望台で早朝の列車を撮影。そ
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して今回の本命は、前回汚タラコにやられた能登半島バックの直線区間。サイドに日が回った頃合いを見計らって
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移動し、35㎜で構図を決める。さぁ来い!だが、今日も来たのは色褪せたキハ47…。課題は次に持ち越しとなった。
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