撮影日記−新作公開−




















































NO. 489
DATE 12.16
489.富山地鉄14722+172 沢中山発車 
2018.09.19 富山地鉄立山線 沢中山−釜ヶ淵 NikonD850 AF-SNikkor50oF1.8 ISO200
  氷見線では、道路沿いから富山湾を広く入れる昼順光のアングルをメインに考えていた。が、一番いいスジの列
 車はまたも汚タラコ編成で登場…。近いうちの再訪を誓って雨晴海岸を辞し、富山地鉄に転戦することにした。前
 日待てども待てども黄色と緑の新塗装ばかりで納得できなかった沢中山−釜ヶ淵で、 何とか今日中にリベンジを
 果たしておきたい。これを逃すと金色田んぼは1年先までお預けになってしまう。
  約1時間で釜ヶ淵に到着。軽くロケハンすると、駅の下段寄りが田んぼが開けて程よい撮影地になっていた。し
 かも富山湾からかなりの勾配で立山の山懐まで登ってきた地点なので、バックにはうっすら水平線が見えている。
 これはイイ!原色を留める元京阪のテレビカーや白い地鉄カラーの電車を何本か頂戴した。




















































NO. 489
DATE 12.16
 
  夕方が近づくと、日中稜線を覆っていた雲が取れて立山の峰々が姿を現し始めた。よし、場所を変えよう!予め
 目を付けておいた沢中山駅付近で、手前に田んぼを配してアングルを練る。 区画によってはすっかり稲が刈り取
 られた場所もあるため、手前の稲穂と背後の山並みが最もバランスよく入り、かつ家などが極力入らないような立
 ち位置とレンズを選択しなければならない。付近を右往左往して出した結論は、画面下端に一番色づきのよい田
 んぼを入れて50oでタテ構図。構えて数分、電鉄富山からの普通電車がやってきた。白塗装の中でも車齢が高い
 14722+172の2両編成。夕方5時のオイシい光線で、一番欲しかった旧型車のカットを極めることができた。
  さて、問題はここから。撤収を終えて17時半、家までの距離が約460km。明日の仕事と最近の自分の体力を考え
 ると、日付を跨ぐ前にはどうにかして帰宅したい。立山IC手前のローソンでリポDを買って気合いを注入。その甲斐
 あってか上里SAで食事をした以外は不眠不休で走り抜け、23時過ぎには無事我が家の前に辿り着いたのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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