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487.DB218重連 迂回NJ464・466 ハイムホーフェンの丘
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2018.08.21 DB Allgäu bahn Oberstaufen-Röthenbach NikonD850 AF-SNikkor85㎜F1.8 ISO200
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今ツアー期間中、8月20・21日の両日は、アールベルグ線工事に伴いオーストリアからの夜行列車“Night Jet”が
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アルゴイを迂回することになっていた。当然20日は早朝から名所ハイムホーフェンの丘でスタンバイ。だが、天気は
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水蒸気多めの晴れで7時台の朝日はややパンチに欠けた。消化不良ではあったが、翌日は午後便で帰国の途に
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就く。宿もミュンヘンに取って地ビールで最後の晩餐と洒落込む予定だったため、21日の夜行は泣く泣く捨てること
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になる…はずだった。しかし!予報を調べると、この日は一点の曇りもない問答無用のバリ晴れ宣言。何だか無理
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をしたくなってきた。そしてトドメがミュンヘンの駅前ホテル。Booking.comで表示される良さげな写真に反してSmart
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Stay Hotel Stationは、どう見てもバックパッカー御用達の小汚い場末の安宿であった。シャワーとトイレは共同で、
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部屋は窓も開かず空気が重い。これでは、とても本場のビールを堪能する気分にはなれなかった。
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腹は決まった。「行きましょう!」関西-D.W.先輩と意見は一致し、翌朝未明にホテルを抜け出して再びアルゴイ
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に車を走らせる。アウトバーンを飛ばすこと2時間程で、リターンマッチの舞台ハイムホーフェンの丘に帰ってきた。
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確かに天気は文句なしのド快晴。澄んだ青空に朝日が輝き、丘陵地帯に鋭い陰影が描かれている。 10名ほどの
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ヨーロピアン鉄ちゃんと日本の大先達M氏が三脚を並べる中、我々も前日の作例を目安に機材をセットした。
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M氏からの情報では、夜行は20分程度遅れているらしい。前日の時刻から見当を付けると、通過は8時前後か。
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だが、予想よりも10分早くDB218重連が現れた。後に続くは赤い屋根のオーストリア客車と深いブルーのチェコの
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客車の混結編成。計14連の堂々たる列車が朝日に輝く瞬間を、僅か3人のJapaneseは完璧に仕留めたのだった。
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