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off、バッテリーの抜き差しなど試してみるが、ダメなものはダメ。そうこうしているうちに、本命の下り電車の時刻に
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なってしまう。仕方ない、スーパーサブにお出ましいただこう。
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旧式のサンヨンを取り出してD5に装着。AF化された初代のモデル、まだF4がフラッグシップだった時代のレンズ
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なので、はや30年選手の大ベテランである。サンニッパを手にした後も小型軽量のメリットを活かして手元に残し、
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銀塩との2台切りの時を中心に使ってきたが、デジ全盛の今日見てもキレは抜群。充分第一線で通用する描写を
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してくれる。こいつなら大丈夫だろう…腹を括って構図を整え、列車を待った。
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山陰からモーター音が響いてきた。さぁ何が来る?南海が上って行ったから、下りは近鉄で来るか?最悪東急の
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ステンレスでなければ何でもいいや!と、眩い朝日を浴びて鉄橋に躍り出たのは、何ともう1本の南海編成!しか
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もヘッドライト付き!!動体予測でキリリと結像した緑の丸顔は、実に愛らしい表情をしていた。
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ちなみに、うんともすんとも言わなかったサンニッパは、その後陽が当たって暖かくなると何事もなかったように動
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き始めた。一抹の不安は感じるが、あれから3か月余り、今も動作は絶好調である。
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