撮影日記−新作公開−




















































NO. 465
DATE 06.06
465.キハ67・66 多良見菜の花の段々畑 
2018.03.26 長崎旧線 大草−本川内 NikonD5 AFDCNikkor105oF2 ISO200
  前日のリベンジを果たした後は大村線の竹松まで行く同編成を追い掛け、折り返しを諫早付近で菜の花を絡めて
 アップ撮り。列車はもう一度竹松に戻って長崎行きとなる。このスジを再び長崎旧線で撮るべく沿線を流した。
  長崎旧線といえば大村湾と絡められる喜々津−東園−大草ばかりが有名だが、昨日ロケハンした感じでは、大
 草から本川内にかけての峠越えの区間も悪くない。ミカン畑が広がる山裾を大築堤で登っていく様は工夫次第で
 なかなか絵になりそうな雰囲気である。PM濃いめで海アングルに期待できない今日だからこそ、Newアングルを
 探してみようではないか。
  大草の駅を過ぎて峠に向かって車を走らせると、左手に南南西に向かって徐々に高度を上げていく線路が見え




















































NO. 465
DATE 06.06
 
 てくる。どこか順光側に立ち位置はないだろうか?山間部に入る手前でふと気になったのが、斜面の上段に輝く黄
 色い帯状のゾーンだった。車を停めて目を凝らすと、どうやら段々畑に菜の花が咲いているようである。もしかした
 ら…と一縷の望みを託して現地にアプローチ。果たして、そこは想像以上のロケーションだった。
  最上段から見下ろすと、手前に折り重なる菜の花畑、擂り鉢状のミカン山の麓に約2両分の線路がチラリと覗く。
 遠景には春霞にモヤる大村湾。なぜにこの絶景がこれまで知られてこなかったのか!とにかく、このアングルに出
 会えたことに感動しながらカメラをセットする。霞んだ海はカットして、D5は105oタテ、D850は標準ヨコで構図を決
 定。12時25分、檜舞台にツートンカラーのキハ66・67がやって来た。
  クリアーな空の下で海を入れたカットを撮るという課題は残したが、大満足で撮影終了。もう今日は原色キハの
 目ぼしい運用はない。早めに鉄活動を切り上げて、たまには観光でもしてみよう。ちょうどこの頃『核の戦後史』(創
 元社)を読んでいたこともあり、一人校外学習として長崎市内で原爆資料館を見学してから帰路に就いた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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