撮影日記−新作公開−




















































NO. 464
DATE 05.30
464.キハ67・66 古川の桜並木 
2018.03.26 長崎旧線 大草−東園 NikonD5 AFDCNikkor135oF2 ISO200
  初日は1発目から人為的ミスを犯してしまっていた。視程は悪いながらも菜の花満開、桜も七分咲きということで
 長崎県民のお花見名所、古川の桜並木でポジション探し。菜の花を手前、桜を後に配してカーブを狙う構図で国鉄
 色を待った。が!久しぶりのアウトカーブ構図に勘が鈍ったのか、仕事上がりの長距離移動で疲労が溜まっていた
 のか、ピントを置く位置を誤って大失敗。今回はいつもの67セットはお留守番、デジセットだけで機材を構成したの
 に、なぜに動体予測という文明の利器を使わなかったのか…。貴重なチャンスを逃した私は深く後悔した。
  ただ、掲示板をよく見てみると、2本の国鉄色がA19・A20と連続の運用に入っている。このアングルで順光なのは
 A20運用の228Dだから、明日も天気さえもてばリベンジができるということか!予報が曇りマークを出しているのが




















































NO. 464
DATE 05.30
 
 気になるが、このまま敗残兵として帰るわけにはいかない。翌朝も朝一番でこの場所に乗り込んだ。
  日頃の行いがよいお蔭か(笑)、予報に反して2日目も晴れベース。相変わらず空気はモヤモヤだが、太陽が高
 度を上げるにつれて朝日が鋭く射し込んできた。空を入れない接近戦の構図なら、これで条件は申し分ない。シー
 サイドライナー色のキハで何本か予行演習し、動体予測の動きもチェック。もう大丈夫だろう!9時半過ぎ、桜咲く
 カーブの奥から、朱色とクリームのツートンカラーがファインダーに飛び込んできた。
  撮り終わってモニター確認。うむ、Xである。なのに、どこか微妙な違和感を感じる。何だろう…としばし考えてふ
 と気が付いた。このカット、キハ66・67の特徴たる車体側面がほとんど写っていない。117系のようなスマートなサイ
 ドビューながら顔はザ・国鉄標準の同車両、それが急行色のような塗分けを纏っている。この角度から見ると、どう
 にも昨今流行りの“エセ国鉄色”キハ40にしか見えないのである。先日の「只見新緑号」すら出撃を見合わせるほ
 どヨンマルはタラコ至上主義の私にとって、キハ66・67は横がちに狙わないといけない被写体なのかも知れない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ