撮影日記-新作公開-




















































NO. 457
DATE 04.11
457.185系「踊り子115号」 東神奈川大カーブ 
2018.01.10 東海道本線 横浜-川崎 NikonD5 AF-SNikkor500㎜F4VR×1.4 ISO200
  中国から帰国した翌日は、年始早々に生徒引率の出張が入っていた。雪でも降って飛行機が飛ばなかったら一
 大事だったが、そんな心配を他所に6日の北京空港は肩透かしなくらいの晴天に恵まれ、無事帰国。一気に現実
 に引き戻されて3学期が始まった。さて、これからしばらくは遠征もできず、行けて国内日帰り鉄ちゃんの日々が続
 く。 雪国にはリスクを冒して弾丸ツアーを組むほど魅力を感じる列車もなく、安定の冬晴れでそこそこ遊べる被写
 体として、この冬目を付けていたのが185系の「踊り子」と小田急のLSEだった。早速年末に撮り逃した課題のリベ
 ンジをしようと、この日は東神奈川の大カーブに出掛けることにした。
  年末に2回チャレンジするも、一度は直前到着でアングル難民になり、一度は横浜市上空のみ寒気雲に覆われ
 てファインダー見る鉄に泣いた。簡単に見えて意外にハードルが高いこのポイント、真昼のスジを長玉で狙うため、
 極めるなら陽炎が出ない真冬しかない。いつまでも先延ばしにするわけにはいかなかった。というわけで、水曜日
 の休みに機材を絞って電車でGo。さすがに平日の1時間半前到着だと先客もおらず、思い通りの場所に三脚を立
 てることができた。昨今はAPS-Cサイズにピノキオズームで猫も杓子も超望遠の世界に浸っているが、こちらは昔
 ながらの単玉主義、やるなら500に×1.2クロップの600㎜か×1.4テレコンの700㎜しかない。670㎜がベストと言わ
 れても無理なものは無理である。カツカツを承知で先行電車で微調整。ようやく準備が整った。
  12時20分、遠方から4灯ライトが近づいてくる。銀色ステンレス電車ばかりが行き交う中で、文字通り異彩を放つ
 白い車体の185系。動体予測で補足し一気に連写!堂々15連の斜めストライプをファインダーに捕えた。





撮影日記トップへ