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440.C&TS463+客車 ロスピノス大Ωカーブ
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2017.08.13 C&TS LosPinos−Cumbres PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
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クブレス&トルテック・シーニック鉄道は、チャマ−アントニートを2日間で1往復する。ということは、13日にアント
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ニート方からクンブレス峠を登ってくるのは、前日K-36を前補機にチャマ側から峠を越えていったK-27型463号機、
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アメリカ鉄ちゃんに大人気の古典機である。この美味しいカマを、今度こそ前回曇られたロスピノスの大Ωで仕留
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めたい。この日は、チャマ方からの列車をまずまずの感じで追っ掛けてから、オジア交換のK-27に全てを賭けた。
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国道から未舗装のダートを凸凹に注意しながら少し下ると、右手に手前を横切る線路と、池を挟んでその奥にも
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う1本の線路が見渡せる。盆地全体をゆったりと使って勾配緩和のため広大な馬蹄形に線路が配置されている、
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これがロスピノスの大Ωカーブである。左手の小さな木橋、ロスピノス橋を渡るシーンがメインになるが、残念なが
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らその角度だと上空に巨大な白い雲が鎮座しており、池の水面が雲海を反射して真っ白け…。 とりあえず85oを
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付けたD5を初志貫徹で橋に向けつつ、67とD800は標準画角で青空の真下を狙うことにした。
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標高約3000mの高地に吹く涼風はかなり強い。雲は急速に形を変えながら、ときに太陽の前をかすめ、ときに背
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後の青空を脅かす。遥か北米大陸中西部まで来たというのに、シャッターを切るまで気を揉みっ放しというのは全
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くのいつも通りである。ようやく汽笛が聞こえてきた。のんびり走る列車に合わせ、67も手巻きで数カット連写した。
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