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速アウトカーブ側の岩の斜面にとりついた。
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ガレ場の急斜面とはいえ、登って登れなくはない。草木が鬱蒼と生い茂り万年ぬかるみっ放しの急斜面で鍛えら
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れたJapanese鉄ちゃんにとっては、この程度ならまだ序の口。ぐんぐん高度を稼ぐと、眼下には素晴らしい光景が
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広がった。ここ、ここで決まりである!ペンタ・デジともに標準ヨコ位置で構図を練った。
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しかし、海から離れているため乾燥した晴れベースの大陸中西部とはいえ、昼前後からはどこからともなく雲が
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湧き、時々アングルにイタズラをする。この日は、列車が来るたびに運悪くバックの山がマンダ〜ラ。 天地の広い
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67のフォーマットでは影をかわし切れず納得の結果とはならなかった。
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こうなったら意地で通うしかない。翌日も午後はこの俯瞰場所にやって来た。昨日に続き、初めは太陽周辺を筋
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斗雲が頻繁に通過していたが、時とともに雲は移動し、バックの山の稜線まできれいに陽が当たるようになってき
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た。 ならばより広角で勝負しよう。ペンタ75oのタテ構図で夏らしい雲も全て入れてセッティング。 間もなく歯切れ
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のよいブラスト音が響いてくると、今日3本目のデュランゴ行きが、ゆっくりと檜舞台に姿を現した。
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