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434.D&SNG481+客車 ロックウッドお立ち台
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2017.08.09 D&SNG Rockwood−PinkertonSiding PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
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きっかけは一つの特集記事だった。RM誌392号に掲載された「デンバー&リオ・グランデ・ウェスタン鉄道の残照
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を訪ねて」。 記事によると、今なおロッキー山中にはナローゲージの大陸横断鉄道の生き残りが2路線、文字通り
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観光資源としての存在に活路を見出し、保存鉄道として今日まで命脈をつないでいるという。 主役はもちろん古典
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機と呼ぶにふさわしい蒸気機関車たち。 子供の頃から、先人たちの記録に出てくる寿都や北炭真谷地の8100、上
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芦別の9200などによくわからないながらも心躍らせていた私としては、ここまで丁寧なガイドが出て出撃しないわけ
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にはいかない。これまで人生哲学として掲げてきた反アメリカ帝国主義はどこへやら、早々にデンバー経由デュラ
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ンゴ行きのチケットを押さえ、夏休みを心待ちにしていたのであった。
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デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道(D&SNG)の一番の見せ場はロックウッド駅前後の渓谷区間。往路は崖っ
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ぷちのSカーブが定番のお立ち台である。とはいえ、作例ばかり見ても実際行ってみないことには様子がわからな
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い。初日は追っ掛けを捨ててロケハンし、1発目からここで構えることにした。
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天気は上々、景色は極上!レンズの選択肢も豊富だが、まずは標準で広めにセット。このシチュエーションに現
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役然とした蒸機が現れる…想像だけで胸が高鳴る。9時少し過ぎ、歯切れのよいブラスト音が響いてきた。
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