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430.C11 325「SL只見新緑号」 裏1橋俯瞰
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2017.05.21 会津西方-会津桧原 NikonF5 AF-SNikkor300㎜F2.8ED RVP100
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5月後半の日曜は、2004年に一度撮ったきり、毎年気になりながらも行けていなかった只見線のSLへ。 以前は
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6月初旬だった運転日は5月下旬に繰り上がり、愛称も「SL只見新緑号」となっている。その名の通り若葉萌える
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川沿いの路線にカマの汽笛が響く光景を想像し、胸躍らせて現地入りした。
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往路はマークを見せないようにということで、滝谷の鉄橋で迎える。緑は思ったより濃かったものの、鉄橋の袂の
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藤の花はちょうど今が見頃で、薄紫の花が山の鮮やかな緑といいコントラストを見せていた。現地三番乗りのお蔭
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でベストに近いポジションを押さえてⅤ。だが、この人出なら返しのポイントにも早々に乗り込んでおいた方が良さ
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そうだ。まだ昼過ぎというのに、三島の道の駅でおにぎりだけ買い込み、山に入った。
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撮影地ガイドによると健脚向きのポイントとのこと。だが、私も一応20年近く各地の俯瞰場所を彷徨ってきた。今
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さらちょっとやそっとの山登りに驚くことはない…と思っていたが、この急勾配は想定外だった。 機材は絞ってきた
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とはいえ、長玉のアングル。カメラ2台にサンニッパその他の重量が肩と背中にのしかかる。暑さと重さに閉口しな
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がら、休憩をはさんで30分弱で立ち位置まで到達した。しかし、反逆光に霞む下界…。何だかなぁと思いつつ、F5
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とD800をどちらも300㎜でセットした。15時前、光線が寝てきたせいか少しヌケの良くなった景色の中に、煙をたな
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びかせてC11が登場。納得はできないけれど、一度は撮ってみたかった裏1橋の俯瞰を押さえることができた。
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2011年の水害以来運休が続いていた会津川口-只見間も、ようやく復旧の目処が立ったようだ。運転再開後は
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県も「持続可能な運営に向け、JR東日本とともに主体的に只見線の利用を促進」するとのこと。復活が待ち遠しい。
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