|
|
|
|
42.しなの鉄道169系 御代田の浅間バック
|
|
|
|
2008.12.20 しなの鉄道 御代田−平原 PENTAX67 smcPENTAX200oF4 RVP(+1)
|
|
御代田の浅間バックは有名だが、信越本線現役の頃はロクサンの魔力にいつも碓氷峠で足止めをくらい、つい
|
|
に一度も訪れることが無かった。といっても、私が知っているのは新塗装の「あさま」や115系しか走っていない頃
|
|
で、EF62などの美味しい被写体は皆無に近く、足が向かなくても当然ではあった。が、そこへしなの鉄道の169系
|
|
が湘南色に復活!僅か3連とはいえ、それがかえって晩年のローカル輸送を髣髴とさせてよい感じである。浅間山
|
|
頂が雪に覆われるのを待って、朝練に出掛けてみた。
|
|
ところが、現地に着いてビックリ。かつての有名ポイントも、自分の目でよく見ると背後に家や電柱はあるし、手前
|
|
の用水路はコンクリ固めで白く目立つ。かといって、それらを全てかわすと今度は山のバランスが悪くなる。意外と
|
|
撮りにくいなぁ…。現地で偶然お会いした知り合いの諸兄と思わず目を合わせて苦笑い。仕方ない、1発目は用水
|
|
路のコンクリに目をつぶって、ペンタ200で山容重視。どうせ両立が無理なら「肉を切らせて骨を絶つ」だ(笑)。
|
|
遅い12月の朝日がアングルを妖しく染める。頬を刺す北風に乗って、御代田入線の音が聞こえた。さぁ来るぞ!
|
|
巻き上げよし。切り位置注視!懐かしいモーター音を響かせながら、乗り鉄時代の思い出の電車がファインダーに
|
|
現れる。一瞬のタイミングを見計らって、レリーズを握る指先に力を込めた。
|
|
|