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412.哈密三道嶺 建設型 貨物 八二インカーブ
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2016.12.29 哈密三道嶺 八二−坑口 PENTAX67TTL smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
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魅力的な被写体の終焉は何も日本に限ったことではないようだ。かつて現役蒸機の楽園といわれた中国にも無
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煙化の波は押し寄せている。広い中国の西端、新疆ウイグル自治区哈密近郊の三道嶺に残された建設型が活躍
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する露天掘り炭鉱も、一説によると春節を境にトラック輸送に切り替わるとのこと。俗化した宗谷ラッセルに二の足
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を踏んでいた秋口、折よく●M誌に「中国最後の蒸気機関車」のガイドが載った。執筆は何と関西-D.W先輩。この
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冬も渡航されるとのことで、早速私もツアー参加を表明することになったのだった。
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年末の冬期講習を終えて2016年の業務も無事おしまい。12月28日午後の便で北京へ向かう。羽田からのJAL
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便は突発の座席変更でビジネスクラスにランクアップされていた。追加料金はなし。この深く倒れるシート、この贅
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沢な機内食!実に幸先の良いスタートである。北京空港でツアー参加者が集合し、その夜は空港近くで1泊。 翌
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朝一番のCA(中国国際航空)で哈密に飛ぶ。距離にして約2000q、3時間余りのフライトでシルクロードの要衝に
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降り立った。ここからはツアーバスに揺られること1時間半、ついに中国西部最大の炭鉱街三道嶺にやって来た。
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最初に訪れたのはハイライトの八二の大カーブ。1発目を崖の上から俯瞰で押さえ線路際に降りる。ファインダー
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には写真集でしか知らない数十年前の山科の大カーブのような光景が広がった。さぁ来い、D52ならぬ建設型!
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