撮影日記−新作公開−




















































NO. 410
DATE 02.13
410.江ノ電300形305F 七里ヶ浜ストレート
2016.12.18 江ノ電 七里ヶ浜−稲村ヶ崎 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  12月中旬、2学期の成績処理に目処がつく頃には、残っていたイチョウの葉も全て散り、家の周りもいよいよ冬の
 装いになってくる。 晩秋に通った上越線などは、すでに空っ風に枯れ枝が揺れる色味の無い景色に変わっている
 はずだ。そうなると、冬型固定で天気は安定してくるものの、たまの休みの出撃先が大いに限られてくることになる。
 選択肢はパンパンの顔面アップか水平線がクリアに抜ける海バック。結局は、昨年同様、家を起点に吾妻カッター
 と石橋界隈の「踊り子」の振り子運動の繰り返しである。それも飽きたなぁ…としばし思案し、久しぶりに江ノ電に足
 を運んでみることにした。
  思い立ったのが遅かったため、昼頃の電車で出発。しかも総武線のダイヤが乱れていたため、京成〜都営浅草




















































NO. 410
DATE 02.13
 
 線〜京急〜横須賀線という変則的な乗り継ぎで鎌倉を目指した。JRの築堤の下にあるこじんまりとしたホームか
 ら、小さな連接電車で街を抜ける。アングルはどこにしよう。まずは定番鎌倉高校前付近だろうか。メインの被写体
 はやはり“The 江ノ電”のオールドタイマー300形305Fだろう。しかし…脳内構図は極楽寺で根底から覆された。駅
 を出発してすぐ右手、極楽寺の検車区にパンを下ろして佇む305Fを発見!どうやら今日は運用に入っていないら
 しい。いきなりの空振りである。仕方ない、見たいアングルを数カ所チェックして早々に撤収。帰りは京急に乗って
 羽田空港に立ち寄り、2タミからルフトハンザのジャンボの上りを撮って引き上げたのだった。
  「鉄」は熱いうちに打て。悔しいので翌日も江ノ電へ。さすがに2日連続運用から外れることはないだろう。鎌倉方
 /藤沢方どちらに併結されてもいいように、朝から沿線に繰り出した。日の出直後から陽が当たる七里ヶ浜の直線
 で構えると、すぐに後追いの305Fが通過。よしよし、今日は鎌倉方か。あと1時間弱でヤツが先頭に立って帰って
 来るはずである。銀塩とデジの2台をセットし、ピン電で入念にアングルチェック。8時半、懐かしい顔がファインダー
 に飛び込んで来た。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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