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40.EF55+雑客 訓練運転 津久田Sカーブ
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2008.11.29 上越線 津久田−敷島 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP100
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別れはいつも突然やって来る。長く表舞台から離れていた“ムーミン”引退の報も、秋になって唐突に訪れた。高
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崎にイベントガマは数あれど、ロクイチと並んで独特の存在感を醸し出していたEF55。しかし意外に撮影の機会に
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は恵まれず、未だまともなポジが手元になかった。11月末に雑客を使った訓練運転があると聞き、早速LIBERTY氏
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&へっぽこ軍団長とともに上越に向かった。
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上越線は下りの撮影地が難しい。線形は基本北向きで、東西に寝るのは大正橋や津久田の鉄塔バックSなど数
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ヶ所のみ。我々は激パを警戒し、その中でベストと思われる津久田のSカーブに夜明け前から三脚を据えた。
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9時過ぎから続々と同業者が現れ、線路際に雛壇が形成される。ところが、さすが初冬の光線、いつまで経って
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も切り位置に日が当たらない(汗)。10時も近くなってようやく光が回ったと思ったら、今度はイヤな位置に架線柱の
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影…。結局影だけはどうにもならず、ピント・影落ち・パンタ抜きと3要素を同時に気にしながらバケ4で一発勝負と
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いうギャンブルに挑まざるを得なくなってしまった。
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定時、遠くで汽笛の音がした。来るぞ!一期一会の勝負がそうさせるのか、まるで御召でも迎えるかのような緊
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張感が走る。やがて視界にはピカピカのムーミンの姿が飛び込んできた。ヤツの鼻面をよーく見つめて、ここだ!
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