撮影日記−新作公開−




















































NO. 395
DATE 09.20
395.キハ48・48 ガンガラ穴俯瞰 
2016.08.08 五能線 十二湖−陸奥岩崎 PENTAX67TTL smcPENTAX75oF2.8AL RVP50(+1)
  川倉で客レをXに極めた後は、一風呂浴びて立佞武多を見物し、露店で叩き売りしていた焼きそばとビールで一
 人祝杯。そのまま車内でシートを倒し、眠りに落ちる。翌日は五能のタラコがいい運用。午後の津鉄の前に懐かし
 の国鉄色を追い掛けることにしよう…。
  早朝こそ朝霧に包まれた沿線だったが、朝の2番キハでタラコが下ってくる頃には岩木山も姿を見せ始めた。開
 業80周年の看板にガッカリしながらも山バックを押さえ、のんびり海沿い区間に足を延ばす。狙うは追良瀬−広戸
 のサイド俯瞰。しかし、真夏の12時はやはり条件が悪かった。光線がカタいし水平線はボンヤリ。切るには切った
 が満点解答には遠く及ばず、この秋以降の再履修課題となった。
  次が本命のガンガラ穴俯瞰。深浦のバカ停があるので時間的には余裕である。8年ぶりですっかり忘れてしまっ
 ていた登り口を鉄独特の臭覚で見つけ出し、汗だくでアングルに辿り着いた。数名の先客を避けて木々の隙間か
 ら広角で構える。風は遮られ、強烈な日差しだけは容赦なく照り付けるため、噴き出した汗が止まらない。吹雪に
 凍えた正月の宗谷ラッセルが少しだけ恋しいのは我儘というものだろうか…(笑)。蝉の大合唱の中踏切が鳴ると、
 タラコ2連がご登場。これまで天気と運用の相性が悪かった五能海沿い区間で、やっとまともな1カットが撮れた。





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