撮影日記−新作公開−




















































NO. 393
DATE 09.07
393.南部縦貫鉄道キハ101 旧七戸駅
2016.08.07 南部縦貫鉄道 旧七戸駅 PENTAX67TTL smcPENTAX75oF2.8AL RVP50(+1)
  例年8月4〜8日は五所川原の立佞武多に合わせて津軽鉄道で臨時列車が走る。数少ない客レの登板、しかも
 夏景色の中を行くとあって、毎年この時期は講習の休日出勤の代休を頂いて、青森遠征を企てている。それに加
 えて、今年は7日に南部縦貫のレールバス保存会による体験乗車会もある。津軽の客レは15時からだから、行き
 掛けに七戸に立ち寄れば、このご時世には珍しく1日で2度美味しい思いができそうだ。
  前日は出張に飲み会とハードな社会人運用だったが、どうにか翌朝一番の「はやぶさ1号」に乗り込んで一路北
 へ。どんなに寝不足だろうと激務で疲労が蓄積していようと片道わずか3時間あまり、寝るか読書していれば着く
 超特急の存在は、三十路も半ばを過ぎた身体にはありがたい。かつての陸続きならどこまでも愛車主義はどこへ
 やら、昨年の海峡線詣で以来、すっかり青森へは新幹線利用が定石となってしまった。
  七戸十和田で途中下車し、タクシーで南部縦貫の旧七戸駅へ。運転手氏曰く「今年は異常なほどの真夏日続き」
 とのことだが、確かに今日は驚くほどの晴れっぷり。 例年北東北はまだ梅雨が明けきらず、過去何年も天気不安
 定で津軽遠征を見送ってきたのが嘘のようである。かつての改札口を抜け炎天下の構内に入ると、アイドリング音
 を響かせてレールバスがスタンバイ。何とも懐かしい光景が私を出迎えてくれた。





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