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391.津軽鉄道DD352+旧客+トム・タム 嘉瀬築堤
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2016.06.05 津軽鉄道 嘉瀬−毘沙門 PENTAX67TTL smcPENTAX75oF2.8AL RVP50(+1)
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翌朝車内で目覚めると、天気はやはり曇り。青空が広がる兆しはない。5時のピンポイント予報では五所川原は
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終日太陽マークだが、お約束のアゲアゲ予報であることは間違いないだろう。とはいえ、せっかく朝から旧客が走
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るのである。何かの間違いでお日様が出たら大変なことになる。一応沿線にてスタンバイすることにした。
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だが、結果は全て負け(泣)。次の混合列車1往復は、開き直って晴れると木漏れ日でマンダ〜ラになる芦野公園
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で撮影した。 午前の部を終えて収穫は皆無。これで残り全勝でも五分の星、次の1敗で負け越し決定である。
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午後の金木往復の貨物列車の頃になって、ようやく希望が見えて来た。川倉のお立ち台からは、北から徐々に雲
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が流れ、青空ゾーンが接近してきているのが確認できる。露出もぐんぐん急上昇!しかし…肝心の列車通過時に
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は間に合わず、上下列車ともに薄皮3枚カブリくらいのやり切れない感じで終わった。もう後がない。次は津軽中里
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から五所川原に帰る最後の混合列車である。天気は次こそいけるだろう。いや、いってくれないと困る!!
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必勝を期して早々に嘉瀬の築堤に乗り込みセッティング。巨大雲はすっかり去り、時折筋斗雲が舞う程度。だが
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駅発車の汽笛とともに手前の田んぼが翳る。万事休す…。が、最後の最後で奇跡は起きた!エンジン音が響く中
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陰が抜ける。シャッター音の嵐の後、客車と2軸貨車が奏でる独特のリズムが心地よい余韻を残したのであった。
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