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389.津軽鉄道DD352+トム×2 嘉瀬築堤
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2016.05.22 津軽鉄道 嘉瀬−毘沙門 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
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津軽工臨ツアーのラストは、定番ではあるがここ、嘉瀬のストレートで〆る。事前の沿線リサーチでは、築堤の草
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も刈られ田んぼには稲が植えられた直後でシチュエーションは完璧。金木のバカ停を挟むので時間的にも余裕が
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ある。早々に崖の上に陣取り、同様の噂を聞きつけて集まった同志の方々と情報交換をしながら列車を待った。
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16時過ぎ、見た目に反してカマの如く渋い警笛音のメロス号とは明らかに違う、軽い汽笛が耳に届いた。周囲の
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ベテラン鉄ちゃん諸氏が口を揃えて呟くように、列車の外観と鳴き声は時に大きく異なる。 昔でいえば、中国の前
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進型はその巨体からは想像もつかない甲高いホイッスルを響かせていたし、最近でいうと、宗谷ラッセルでは電子
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ホーンを積んだDEが電車のようなタイフォンを吹鳴し、見る者をギャップ萎えに突き落す。 しかし、ジョイント音は
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裏切らない。間もなく聞こえて来たのは、ダダン・ダダン・タン・タン・タン・タンという2軸貨車を牽く独特のリズム。し
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かも超低速走行のサービス付き! 周囲に鳴り響くシャッター音の嵐が過ぎ去ると、サイドに西日をベッタリ浴びた
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ブドウ色のカマは、我々の目の前で紫煙を吹き上げ徐々に再加速していった。
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時計の針は16時20分を指している。これなら間に合いそうだ!現場を即撤収し、関西-D.W先輩と共に東へ進路
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をとる。大釈迦の定番ストレート着16時50分。最後にTDL臨返却の583系を仕留め、今ミッションを全て終了した。
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