撮影日記−新作公開−




















































NO. 387
DATE 07.06
387.津軽鉄道DD352+トム×2 金木築堤
2016.05.22 津軽鉄道 金木−嘉瀬 PENTAX67 smcPENTAX165oF2.8 RVP50(+1)
  早朝からタラコ2連で美味しい思いをした後、関西-D.W先輩曰く、津軽鉄道へ行こうと。 今日は日曜にしては珍
 しく、DD牽引のバラスト工臨があるらしい。 真偽のほどは定かではないが、この千載一遇のネタに賭けて私にお
 誘いを掛かけてみたとのことである。これは行ってみるしかないだろう。
  事前に五所川原の庫に立ち寄ると…いた!今まさに2両のトムを従えた機関車の出庫点検が行われているとこ
 ろだった。ヤル気スイッチは一気に全開!早速車を転がしながら撮影地の当たりを付けてみることにした。
  津軽鉄道の午前ポイントとしては、岩木山バックの金木の築堤が有名である。かつて、●M誌のローカル私鉄特
 集で優美に裾野を引く名峰を背にしたストーブ列車の写真を見てから、一度は極めたいと思っていたアングル。し
 かし、雑誌で目にしてから20年余り、現地の様子はだいぶ変わり、何より夏を前に成長著しい草木によって築堤部
 分は足回りの大半が隠されようとしていた。仕方なく付近を右往左往して、どうにか撮れそうな立ち位置を発見。線
 路に接近している分、山のボリュームはイマイチだが、足回りの見え具合と背後の家並みや電柱の処理を考える
 とここが最適解だろう。手前の田んぼ水鏡でよしとするしかないか!
  10時過ぎ、カランコロンと乾いた音を響かせて、築堤上に20世紀の幻影のような工臨がやって来た。





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