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383.いすみ鉄道キハ28・52 大多喜城俯瞰
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2016.05.04 いすみ鉄道 小谷松−大多喜 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP100
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この日は、未明から前線が通過し、関東地方は午前一杯大雨と強風に注意が必要…という荒れ模様の予報が出
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されていた。だが、雲の動きを見ると、件の前線は足早に東の海上に抜けていきそうな予感。当日5時予報で予感
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は確信に変わった。大多喜ピンポイントでは、12時以降お天道様マークがズラリ!昼前からまったり職場に顔を出
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して一仕事こなそうと考えていたが、こうなれば予定は前倒し! 朝一からバリバリ残務を片付けて、午後からいす
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みに出撃しようではないか。沿線には関西-D.W先輩・コサカミ氏のコンビも展開しているという。合流の上、前から
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行きたかった俯瞰アングルにトライしてみることにした。
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確かに10時を回ると激しい雨はピタリと止んで、急速に雲が切れ始めた。職員室から見上げた空はぐんぐんと青
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くなってゆく。私のヤル気も急上昇!教材を1本完成させて、12時過ぎに職場を飛び出した。連休中の首都圏近辺
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は車も少なく、高速道路は至って順調。2時間弱で沿線に着き、先輩御一行と合流する。日差しはもちろん、ヌケも
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素晴らしい撮影日和。肩慣らしに上総東で下りを1本撮って、次が本命の俯瞰ポイントである。
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遥か数キロ向こうの押元踏切付近をロングショットで狙う、通称“大多喜城の俯瞰”。人によって撮り方は様々だ
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が、写真は引き算の法則でいえば、携帯の電波塔や背後の道路のガードレールなどを全てカットして500oヨコが
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私の結論である。踏切で構える鉄が入るのが玉に瑕だが、それでも午前中悪天候だった今日は人出は少なめの
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はず。こればかりは目をつむるより仕方ないだろう。15時半前、遠くカーブを曲がってくる急行色が見えた。一面水
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を張った田んぼの中を一直線に進む看板なしの勇姿に、F5とデジの2台でひたすらシャッターを切り続けた。
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