撮影日記−新作公開−




















































NO. 377
DATE 04.17
377.大井川鐡道E101+旧客 抜里駅先端
2016.03.12 大井川鐡道 抜里駅 NikonD800 AF-SNikkor500oF4ED×1.4(1.2クロップ) ISO200
  いつの間にやら、当サイトは銀塩写真を載せるもの…という了解が出来上がっているようで怖いのだが、一応私
 も21世紀型の鉄ちゃんとしてデジ機材はそれなりに揃えているし、最近は必ずフィルムとデジタルを併用するように
 している。とはいえ、撮って出しの画像をバンバン掲載するとあまたある他の鉄ちゃんブログと同じになってしまうた
 め、敢えて67やF5のカットをアップしているのである。しかし、今回ばかりはギブアップ。この春はただでさえ定期
 の被写体が壊滅状態になってしまったうえに、休みと天気の相性が恐ろしく悪く、ド望遠超広角限定の35判のフィ
 ルムがなかなか消費しきれないのである。というわけで、今回は珍しくD800のカットで新?作を発表しようと思う。
  この日は、大井川鐡道のSLフェスタの一環で、電機牽引の旧客が走ると聞いて出撃を決定。3学期も終わり土




















































NO. 377
DATE 04.17
 
 日休みのサイクルに入ったので、天気の良さそうな土曜日に現地を訪れた。
  久しぶりの夜間長距離運転にクタクタになりながら、夜明けとともに島田金谷ICを出る。だが、日の出すぐこそ良
 かったものの、回復が遅れているのか沿線はまだまだ雲が多かった。行きを狙う予定だった第1橋梁の俯瞰に登
 るも、視界には低い雲が流れ眺望すら開けない始末。仕方なく笹間渡−地名の鉄橋で下り列車を迎え撃った。
  でも、いいのである。この列車の運転を知った時から、本命は返しと決めていた。基本南北に走る大井川鐡道で
 は、南に向かう上り列車の方が光線状態は良い。ところが、上りのSLは下り勾配が続くためどこも大して煙を吐か
 ずスカに終わることが多い。だからこそ、煙の関係ない電機が走るチャンスを待っていたのである。ポイントは、以
 前C56を撮った抜里駅先端。立ち位置がデリケートな場所なので、追っかけは捨てて早々に現地入りした。
  先行していた関西-D.W先輩と合流してホーム端に三脚をセットする。線路際の電柱や茶畑の防霜ファンを全て
 かわすには850o相当。F5とD800の2台を同じアングルで固定して列車を待つ。天気はすっかり回復してヌケは
 上々。陽炎の心配もない。16時過ぎ、美しい斜光線を浴びてブドウ色の旧型電機が登場。 EF57もED16も知らな
 い世代にとって、デッキ付きの旧型電機の姿は実に新鮮だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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