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日休みのサイクルに入ったので、天気の良さそうな土曜日に現地を訪れた。
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久しぶりの夜間長距離運転にクタクタになりながら、夜明けとともに島田金谷ICを出る。だが、日の出すぐこそ良
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かったものの、回復が遅れているのか沿線はまだまだ雲が多かった。行きを狙う予定だった第1橋梁の俯瞰に登
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るも、視界には低い雲が流れ眺望すら開けない始末。仕方なく笹間渡−地名の鉄橋で下り列車を迎え撃った。
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でも、いいのである。この列車の運転を知った時から、本命は返しと決めていた。基本南北に走る大井川鐡道で
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は、南に向かう上り列車の方が光線状態は良い。ところが、上りのSLは下り勾配が続くためどこも大して煙を吐か
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ずスカに終わることが多い。だからこそ、煙の関係ない電機が走るチャンスを待っていたのである。ポイントは、以
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前C56を撮った抜里駅先端。立ち位置がデリケートな場所なので、追っかけは捨てて早々に現地入りした。
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先行していた関西-D.W先輩と合流してホーム端に三脚をセットする。線路際の電柱や茶畑の防霜ファンを全て
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かわすには850o相当。F5とD800の2台を同じアングルで固定して列車を待つ。天気はすっかり回復してヌケは
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上々。陽炎の心配もない。16時過ぎ、美しい斜光線を浴びてブドウ色の旧型電機が登場。 EF57もED16も知らな
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い世代にとって、デッキ付きの旧型電機の姿は実に新鮮だった。
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