撮影日記−新作公開−




















































NO. 376
DATE 03.31
376.クモヤ145 107 試8522M 祖母島鉄橋俯瞰
2016.02.17 吾妻線 祖母島−小野上 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  ここ最近あまりに出撃機会に恵まれず、従ってフィルムも消費できず、現像にも出せず…ですっかり滞っていた撮
 影日記。まぁ、デジで押さえたカットもあるにはあるのだが、ご覧くださっている皆様のご期待に応えるならやっぱり
 ポジの写真かなと。そんなわけで、久々に仕上がったポジから1枚、吾妻カッターで更新しようと思う。
  昨年から祖母島の鉄橋付近は何度も訪れていたが、イマイチしっくりくる立ち位置を見つけられていなかった。ど
 うとでも撮れる代わりに、ベストな撮り方もわからない。が、昨シーズン終盤に気が付いた。正方向を気にせず後追
 い気味で俯瞰すれば、バックに榛名山の特徴的なツインピークがきれいに収まるではないか。あぁこれだ!しかし
 気付いた時にはもう手遅れ。結局構想だけ温めながら、課題は翌シーズンに持ち越しとなった。




















































NO. 376
DATE 03.31
 
  2月初旬、まずはペンタ165のヨコ位置で極めた。これはこれでX。でも、もっと攻める構図でも行けるのではない
 か?そんなことを考えて、この日はペンタ300での撮影を念頭に現地を目指した。
  子どもの頃に見たJR SkiSki のCMの影響だろうか、冬の関越には Globe がよく似合う。 大人になった今でも、
 Departures を聴いて脳裏に浮かぶのは、雪にまみれた583系やEF62が牽くレインボーのシュプール号である。ガ
 ーラ湯沢行きの200系でないところは在来鉄ちゃんの矜持といったところか(笑)。
  午前4時過ぎ出発で、今季5回目の未明の関越を北上し、道の駅おのこの手前から凍結した坂道を登ると、つい
 1週間前に来たばかりの立ち位置である。事前の読み通り、ペンタ300タテ位置で電車1両に山がピタリ。 動体ブレ
 を警戒すると、露出は1/1000sec f4以外あり得ない。日の出が早まり先月よりもだいぶ光線は強くなったとはいえ
 アンダーにコケそうだが、本当は1/1000sec出ていないバケのシャッター精度と色が明るめに出る傾向の300o の
 特性に期待してセッティング。7時15分過ぎ、眼下で踏切が鳴ると、軽快なモーター音を響かせて身軽な単行クモ
 ヤがやって来た。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ