撮影日記−新作公開−




















































NO. 375
DATE 03.13
375.185系「踊り子115号」 江ノ浦俯瞰
2016.02.10 東海道本線 根府川−真鶴 PENTAX67TTL smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
  この日も晴れ予報に誘われて、未明から吾妻線に向かった。高崎を過ぎる辺りで確認した東の空は見事な朝焼
 け。勝利は間違いない!はずだった。しかし、強烈な寒波が南下してきているようで、北の上越国境方面には雪雲
 が掛かっているのが見えた。ま、群馬南部なら大丈夫だろう…と油断したのが間違いだった。晴れと曇りの境目は
 ちょうど吾妻線の真上くらい。祖母島界隈では冷たい北風に乗って雲がせり出し、時おり小雪まで舞う始末。結局
 太陽は顔を出すことなく7時17分、霜取りクモヤは空しくファインダーを通り過ぎたのだった。
  ガックリ意気消沈して帰路に就こうかとも思ったが、いや待てよ。今日の「踊り子」の運用はどうだろう?平日ゆえ
 石橋下りで狙える117号は運転がないが、前回やられた江ノ浦俯瞰の再履修なら定期スジの115号がベストなはず
 である。某掲示板の情報から推測するに、今日は前10両・後5両ともに斜めストライプの正調編成。よし、行こう!
 先週の石橋ツアーで味をしめたこともあり、今日も圏央道を走ることにした。
  時間に余裕があったので、厚木から下道を転がして、現地入りは通過1時間ほど前。寒風吹きすさんでいた上州
 と違い、相模灘はどこまでも温暖で穏やかだった。早々にペンタ90oとデジ35oの2台をセットし、ステンレスの電
 車で予習を済ませて準備完了。13時過ぎ、海辺に甲高いモーター音を響かせて15連の「踊り子」が現れた。





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