撮影日記−新作公開−




















































NO. 372
DATE 02.21
372.EF64-1000貨物 石橋鉄橋俯瞰
2016.01.24 東海道本線 早川−根府川 PENTAX67 smcPENTAX200oF4 RVP50(+1)
  大正橋で9時前の上り115系を撮り終えると、高崎エリアはパッタリ被写体が尽きてしまう。緑のきれいな季節なら
 上越・信越に湘南色を追うのも選択肢のうちだが、冬枯れの景色ではどこへ行っても八方塞がり。とはいえ、クモヤ
 を薄日にやられたまま、何も得るものなく負け戦で撤退するわけにはいかない。ナビをスクロールしながら思案して
 いると、鶴ヶ島ICが映ったところで閃いた。そうだ、小田原行こう!圏央道が厚木までつながった今、南北一直線に
 移動できる群馬と神奈川は意外に近い。 冬型安定で水平線クッキリの相模灘をバックに、斜めストライプの「踊り
 子」を頂戴しようではないか。多少金はかかるが、撮影チャンスはプライスレス!早速関越を南下した。
  厚木から東名で大井松田ICに出て、246号で小田原へ。計算通り、約2時間で江ノ浦の俯瞰に着いた。しかし、




















































NO. 372
DATE 02.21
 
 冬型の勢いが強過ぎたらしい。関東平野をスルーしてきた冷たい空気が相模湾上で合流し寒気雲が広がる…と
 いう典型的な負けパターンで、江ノ浦の「踊り子115号」は曇天見る鉄に終わった。ただ、西には青空も見えている。
 雲も少しずつ移動しているようだ。次の117号くらいはいけるのではないか?一縷の望みを託して石橋に転戦。昨
 年来の課題になっていた上段立ち位置に陣取った。
  14時を回ると一気に雲は追いやられ、青空ゾーンが広がってきた。アングルを整えるのにも力が入る。ペンタに
 は200o、D800にはマニュアルの105oF1.8を付けてタテ構図でセット。あと30分ほどでメインターゲットの「踊り子」
 がやってくる。と、ふいに鉄橋からの轟音が響く。 貨物、しかも先頭は原色ロクヨンである! 67はフィルム残数1
 枚だったが、ストライプ「踊り子」以上の大物の登場に、後先考えずシャッターを切った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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