撮影日記−新作公開−




















































NO. 364
DATE 12.23
364.いすみ鉄道キハ52・28 大野入口バス停
2015.11.03 いすみ鉄道 上総中川−国吉 PENTAX67TTL smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
  11月になると、年内の祝日も残すところあと僅か。文化の日、勤労感謝の日、天皇誕生日の3日しか看板なしの
 すっぴんキハを拝むことができない。3日の文化の日、翌日から修学旅行引率で沖縄に行くというミッションを抱え
 遠征のリスクを負いたくなかった私は、迷わずいすみに向けて車を走らせた。
  地元の人によると、今年は柿の当たり年だったという。確かに、沿線を流してみると、あちこちでたわわに実ったオ
 レンジの実を目にすることができた。 ただ、桜や紅葉と同じく、得てして枝ぶりと実の付き具合のいい木に限って線
 路とは関係ないところに立っているものである。しかし、ここだけは違うはず。 上総中川−国吉の大野入口バス停
 付近の築堤は、柿を絡めるならテッパンの撮影地。この日も、午後の返しを狙いに訪れると、期待を裏切らない光




















































NO. 364
DATE 12.23
 
 景が私を待っていた。
  高く抜けたクリアーな青空に、立派な枝ぶりの柿の木が1本。ただ、意外と画面のバランスが難しい。立ち位置と
 高さを考えないと、キハの顔面に目立たない枝先が当たってしまったり、列車が右に寄り過ぎて存在感が薄くなっ
 てしまったり…。 道路標識を画面右端ギリギリでかわせるポジションでハイアングルにし、ペンタ90oでようやく納
 得の構図が出来上がった。
  14時を回り低い光線が艶を増してきた頃、エンジン音とともにキハのタイフォンが響く。早く切り過ぎると間抜けな
 絵になり、一瞬でも切り遅れると車体が枝に激突する…意外に緊張が強いられる場面。ファインダーに現れたゴー
 ニーの顔を見つめつつ、ここぞという位置でシャッターを切った。デジの解答速報を見て結果を知る。やや切り遅れ
 たか?まぁ、いいだろう。だが、秋らしい絵はこれが最初で最後となった。以後1ヵ月以上、休日出勤と長雨に祟ら
 れて出撃回数ゼロ。長い長い暗黒の季節が始まったのであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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