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355.岩手開発鉄道DD56貨物 第一川内踏切
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2015.08.19 岩手開発鉄道 日頃市−長安寺 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
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前回までの381系ツアーは、あくまでこの夏の前菜に過ぎなかった。 メインディッシュはお盆明けに運転を再開す
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る道南ブルトレ。そのために6月から飛行機とレンタを押さえ、撮影地の検討を重ねてきていた。しかし!この夏は
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お盆を過ぎてからの天候が悲惨に過ぎた。特に、ただでさえ晴れに恵まれない渡島・胆振は壊滅的。 結局予定を
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全てキャンセルして、行動計画を一から見直さざるを得なくなった。 だが、頭ではわかっていても、私は青いDLの
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勇姿を諦めきれなかった。お盆明けにようやく三陸地方にお日様マークが付くと、運転の有無だけ確認して東北道
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を北上。目指したのは、普通の週末には撮れない岩手開発鉄道の貨物列車であった。
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同鉄道を訪問したのは、夏に盛岡キハを撮りに三陸を訪れた2007年以来8年ぶりのこと。その間、震災で赤碕付
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近が津波の被害を受けたが、約8ヵ月で復旧し、現在ではほぼ完全に通常の姿に戻っていた。
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日頃市−長安寺の第一川内踏切は、 午前は上りのストレート、午後は下りの川沿いインカーブが撮れる一粒で
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二度美味しいアングルである。この日は、昼飯時を除いてほぼ終日をこの付近で過ごすことになった。
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夕刻、今日最後の下り列車は、編成主体でアウトカーブから狙うことにする。後追いの列車で編成長を確認し、ペ
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ンタ300で構図をセット。間もなく、西日を浴びたDD13風味の青いカマがファインダーに飛び込んで来た。
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