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343.381系「きのさき13号」 馬堀カーブ
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2015.05.08 山陰本線 馬堀−保津峡 NikonD800 smcPENTAX400oF4ED ISO200
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午前一杯唐櫃越えの山上で過ごした後、昨年から気になっていた船岡−日吉をロケハン。昔の団臨撮影の名所
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だったと言われる川沿いのS字俯瞰のポイントを探す。残念ながら往時のような雄大なアングルは見つからなかっ
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たが、山裾にうねる線路をきれいに配して見下ろせる立ち位置を発見。トゲトゲ繁る斜面を進軍して「はしだて7号」
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を仕留めた。そして本日締めのカットが“馬堀カーブ”の「きのさき13号」。18時前の絶妙な斜光線で迎え撃ちたい。
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シーズン限定の撮影地のため人が集中しがちという話は聞いていたが、平日だし大丈夫だろうと17時過ぎに現
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地入り。と、先客がすでに1人。さらに続々と鉄ちゃんが集まり始めた。 足場が悪い中、2番手の我々はまずまず
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のポジションをゲット。ただ、問題はこの場所、400o前後がベストであるにもかかわらず、今回×1.4テレコンを忘
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れてきてしまった(汗)。サンニッパにテレコン噛ませて動態予測で連写すればOK!とお気軽に考えていたのが一
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転、こうなったらペンタ400にアダプターをつけてフルマニュアルの一発勝負である。シビアなピント合わせのため、
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ライブビューの使えるD800をセット。上下線のポールの間をきれいに抜いて、ATS地上子に焦点を合わせた。
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ピン電の221系を撮り準備万端。しかし、何事も思うようにばかりはいかない。西の空を見ると山稜付近で雲が不
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穏な動きを見せている。 直前ピン電の223系は来る曇るで見る鉄。これはもうダメか…。その場の一同、諦め半分
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で苦笑い。が、奇跡は起こった!通過直前に雲の隙間から太陽が顔を出し、全開露出復活!間もなくカーブを切っ
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て現れた卵形の特急色は、コテコテの夕日に照らし出されたのであった。大満足の1日を終え、ビール片手に京都
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から新幹線に乗る。徹夜明けの二山俯瞰の疲労か、米原を過ぎると次の瞬間、電車は終点東京に停車していた。
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