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317.DE10「DL奥久慈清流ライン号」 第4久慈川橋梁
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2014.12.06 水郡線 上小川−袋田 PENTAX67 smcPENTAX75oF2.8AL RVP50(+1)
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この冬最初の大ネタは水郡線のC61だった。北海道のシロクニなきあと久しぶりに復活した大型ハドソンも、上越
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その他の電化区間に閉じ込められていては撮影対象になり得なかった。だが、今回ついに非電化ローカルに初入
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線!しかも往路は最後尾にカマをぶら下げているとはいえ2エンド頭のDEが先頭に立つ。その姿は、まさしくかつ
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ての普通客レのリバイバル。よし、行こう! 勤め人の定めというヤツで平日の試運転は各種掲示板やブログのX
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報告を見聞きするのみで終わったが、営業運転で看板を隠しながら工夫をしてみることにした。
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本命にしたかった場所は彷徨った末にわからず、DEは手堅く上小川の鉄橋で構えることにした。定番の河原か
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らの見上げアングルは、広角で手前まで引けばカマが横を向いて看板は目立たなくなるはず。バックのSLもカー
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ブの奥ならあまり見えないだろう。線路とレベルの立ち位置がパニックしていたが、私なら断然こっちである。 ペン
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タ75で構図を整え待つことしばし、上空を警備のヘリコプターが旋回すると遠方から蒸機の汽笛が聞こえてきた。
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と、近くの鉄曰く「SLは煙吐くかね。せめて汽笛から蒸気くらい出てほしいんだけど…」と。いやいや、そんな煙な
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んか吐かれたら、SLドナドナがまるわかりになってしまうではないか!不自然なカマはせめて目立たないでいて欲
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しい。が、ここは隣人の願いが天に通じてしまったらしい。最後尾の白煙大爆発で、列車は鉄橋に躍り出た。
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