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ならいざ知らず、さすがに足を引きずりつつ機材フルセットで俯瞰に上がるのは身体に堪えた。
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立ち位置に到着して振り返ると、海岸縁にせり出した山並みの木々は想像通りの色付き具合。 それが早朝のオ
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レンジ光線を受けてますます艶やかに光っていた。本来なら35判300oがピタリ、ペンタ400だと線路の左手に道路
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が入ってしまうこの場所だが、この紅葉なら右振り構図で山を多めに入れれば、バケで十分勝負できそうだ。山の
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稜線も入ってなおよろし。デジも同様にマミヤ200oを装着してアングルを整えた。
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7時10分、遠く大岸の海岸付近にゆっくり走る凸凸を確認。 約5分の後、アングル内のトンネルから青い重連と
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深緑の客車が姿を現す。 アングルよし、露出よし、巻き上げOK! 67教徒の儀式を済ませ、ファインダーを注視
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する。間もなく、山裾を回り込んできた「トワイライトエクスプレス」に渾身のシャッターを切った。
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この後は秋色に染まった礼文華カーブの俯瞰で「北斗星」を頂戴し、山線に移動して稲穂峠で「ニセコ号」を迎え
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撃った。全て問答無用のバリ晴れカット。お腹一杯撮影し、夕方の上り「トワイ」に後ろ髪をひかれながら、明日の
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激務に備えて15時の飛行機で千歳から帰路についたのであった。
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