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312.DD51重連「トワイライトエクスプレス」 北舟岡通過
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2014.10.18 室蘭本線 北舟岡−伊達紋別 NikonF5 smcPENTAX400oF4ED RVP100
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DEが先頭に立つSLの返しを、3年前と同じ昆布−ニセコのオーバークロスで撮り、羊蹄山麓〜洞爺湖畔を抜け
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て北舟岡へ転戦。途中あまりの天気の良さに洞爺湖の展望台で記撮するなど道草を食ったため、現地到着は「ト
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ワイライト」の約1時間前になった。 お盆は跨線橋と駅進入、それに駅通過と3カ所に分かれた鉄集団も、対向貨
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物が退避する今日は駅通過に一極集中。偶然お会いしたJ-Bird氏の後からハイアングルで構えることにした。
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といっても、より面の薄い光線状態で夏に撮ったカットの劣化コピーを生産しても仕方ない。ここはペンタ400にア
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ダプターを介してF5を装着し、長玉ブチ抜きで勝負する。D800も300oをつけ×1.5クロップの450o相当でセッティ
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ング。沈みゆく夕日を背に、“黄昏”の名を冠する列車を待った。2番線に長編成の貨物が滑り込むと間もなくタイ
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ムアップ。16時過ぎ、DD重連「トワイライト」は、金色の帯を輝かせながら猛スピードでファインダーを駆け抜けた。
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続行のキハ183系「北斗14号」まで撮影して編成撮りは終了。苫小牧に宿泊するJ-Bird氏は宿に引き上げるとい
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う。だが、海辺の小駅北舟岡の真の魅力はここからである。 県道から駅に降りる坂道から望遠レンズでホームを
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見ると、傾く夕日と海面に尾を引く光芒に駅名標のシルエットがきれいに抜ける。もうすぐ普通列車が来るようだ。
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ホームに集まる僅かな客の姿を入れて、影絵をそっと切り取った。
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1日の撮影を終え、豊浦の温泉しおさいに向かう。釣瓶落としの秋の陽は間もなく噴火湾に没し、後には茜のグ
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ラデーションが残された。あまりの美しさに、すぐには温泉に入らず豊浦の浜辺で風景撮影。朱から濃紺へと絶妙
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のトーンを描く空に、明日の激Xを確信したのだった。
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