|
|
|
|
309.DD51重連「カシオペア」 落部カーブ
|
|
|
|
2014.09.29 函館本線 落部−野田生 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)
|
|
夜明けの噴火湾に車体をギラつかせながらカーブを描く「カシオペア」。 現行ダイヤでは、絶妙な角度で朝日が
|
|
当たるのは秋分の日から体育の日までの僅か20日間。距離・天気・運転日等諸々の条件を勘案すると、実にシビ
|
|
アな撮影対象である。それでも、数少ないチャンスを狙って3年前に一度チャレンジ。だが、晴れはしたものの敢え
|
|
無く海上の靄にやられて光線は鈍かった。
|
|
そうこうするうち道南ブルトレの去就が囁かれるようになってきた。この条件で撮れるのは、この秋が最後になる
|
|
かも知れない。しかし、手帳を繰ると秋分の日は運転なし、翌週は文化祭・翌々週は出張、しかも10月に入ると何
|
|
と検査入場で「カシオペア」は長期運休に入ってしまう!「詰んだ…」間違いなくそう思った。が、待てよ、文化祭の
|
|
翌日は代休日。月曜なら「カシオペア」は運転がある。弾丸ツアーで行っちまうか!ネットで探ると、マイルで千歳
|
|
往復が取れてしまった。レンタもあっさり予約OK。あとは当日の天気と前日の撤収の段取りにかかってきた。
|
|
仕事疲れでやっぱり行くのが億劫になりつつも、前日昼の段階で天気予報は晴れの一点張り。撤収も予想以上
|
|
にスムーズに終わった。職場を出たのが18時過ぎ。行ける!車で羽田空港に直行し、ANA最終便で札幌に飛ぶ。
|
|
そして翌朝6時13分、初秋の噴火湾に「カシオペア」は見事に輝いたのであった。
|
|
|