撮影日記−新作公開−




















































NO. 305
DATE 10.05
305.DD51重連「北斗星」 礼文華大カーブ俯瞰
2014.08.16 室蘭本線 礼文−小幌 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  ツアー2日目は「カシオペア」の運転もある美味しい日だったが、あいにく安定の曇り空。昨日同様“宇宙軒のS
 カーブ”に張り込むも、ブルトレ3本をファインダー見る鉄という何とも贅沢な朝を過ごしてしまった。結局その日は
 どこにいってもダメなものはダメ。気になるポイントをロケハンした後は、さっさと気分を切り替えて、長万部でかに
 飯を食い豊浦の温泉しおさいで骨休め。天気は裏切っても、食と風呂は裏切らないのであった。
  道の駅あぷたで目覚めた3日目は、どうにか晴れそうな雰囲気だった。 今日もスタートは宇宙軒で、タテ位置長
 玉構図で「トワイライト」を迎え撃つ。直前に薄雲攻撃を食らい敗北を覚悟したが、通過3分前からのご来光で逆転
 勝利。気分よく「北斗星」のアングルに転戦する。向かうは昨日下見しておいた礼文華峠の大カーブ俯瞰である。




















































NO. 305
DATE 10.05
 
  雲は多めながら、太陽の方角と青空ゾーンを睨めっこし、晴れると踏んで斜面を登る。予想通り、三脚をセットす
 る頃には次第に晴れ間が広がってきた。一応マンダ〜ラを警戒してペンタは300oタテで、デジは狩勝のような雄
 大な感じを出そうと中望遠で構図を決める。8時45分、礼文華峠のトンネルを抜けて、カブリつき定番の直線に「北
 斗星」が現れた。まるでNゲージのような青い長大編成が、木々の合間を抜けて大カーブを描きながらファインダー
 に飛び込んで来る。切り位置は画面手前一杯。じっくり引きつけて渾身のシャッターを切った。
  ところで、同時に切ったデジ画像を見て思った。どうもヌルい。構図ではなく、描写、それも画面の隅に近い部分
 の描写が甘いのである。試しにこの後の普Dはアダプターを介してペンタ90oを付けて撮ってみた。イイ!さすが
 イメージサークルの大きい中判用レンズ、納得のキレ味である。最近、ニコン自慢の大三元ズームも実は言われ
 ているほど優れたレンズではないのではないか? という気がしてきた。俯瞰で列車が小さいときは特にそう。とい
 うわけで、このアングルをペンタ165とデジにペンタ90の組み合わせで仕留めることが次回の目標となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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