|
|
|
|
|
|
瑕。きれいな青空が広がっていれば問題はないのだが、何を隠そうここは天下の朝霧の名所津軽半島である。辛
|
|
うじて日は射してもバックが真っ白というリスクも往々にしてあるわけで、そうするとバックには山か何かが欲しくな
|
|
る。そんな希望にピッタリなのが、ここ第一外黒山踏切である。今日は霧こそ出ていないものの、日の出とともに上
|
|
空に怪しい雲が蠢き始めた。やっぱり撮るならここだねぇ!
|
|
5時過ぎ、前走りの貨物が現われる。フルコンテナの長大編成を従えてEHが顔面をギラギラ輝かせて迫ってくる
|
|
様は迫力満点!アングル調整とAF動作の確認もバッチリ済ませて、後は本番を待つばかりである。ところが!遠
|
|
方からジョイント音が聞こえてくる頃になって太陽が濃い目の雲にかぶられ始めた。オイオイオイ…!レリーズ2本
|
|
を握りながら、背中に嫌な汗が流れるのを感じる。目の前の踏切も鳴り、ついにストレートの奥に赤いカマが見えて
|
|
きた。頼む〜!!
|
|
すると、雲の一番厚い部分を抜けたのか、徐々に陽射しが回復してきた。 さぁどうしよう、絞りは開ける?そのま
|
|
ま?普段であれば、最高露出以外はどうせやり直しになるのだからと強気の姿勢を崩さないところだが、何せ敵は
|
|
本州最難関である。悩んだ末に半段開けで覚悟を決めた。さぁ! 動体予測でピントを拾い、鈍い朝日に顔がギラ
|
|
ついたところでレリーズオン!ま、補欠みたいなものだが、どうにか「はまなす」大学の合格が認められた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|