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297.485系「あいづライナー2号」 一ノ沢Sカーブ
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2014.05.24 磐越西線 磐梯町−更科(信) NikonF5 AFNikkor300oF4ED RVP100
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毎年日が短くなってから思う。なぜ一番日の長い時期に道南ブルトレを攻めなかったのか…と。確かにこの10年
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機会あれば青い重連DDの咆哮を聞きに幾度も渡道した。だが、有珠−長和の噴火湾バックや北舟岡のストレー
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トで上り「カシオペア」が狙える5月下旬から7月上旬には一度も津軽海峡を渡っていない。 チャンスを狙っている
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のに行けていないというのは、仕事の都合もあるだろうが、おそらく天気の巡り合わせが悪いのだろう。予想通り、
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今年もどうにか休みを確保した5月下旬の週末は、東北南部までは高気圧圏内に入るも仙台以北はぐずつくとい
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う予報。ブルトレはあっさり諦めて、ターゲットを「あいづライナー」のヨンパーゴ代走に定めた。
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新緑の磐西で押さえておきたかったのが、ここ一ノ沢Sカーブ。以前583系でも撮ったので、485系でも極めれば青
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赤コンプリートである。ただ、家の前で星一つ見えない夜空を見上げて躊躇したのが痛恨のミス。未明にのんびり
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出発し通過1時間ほど前に現地に着くと、いつもの立ち位置から干渉する手前の畔に先客がスタンバイしていた。
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仕方ない、先占権は鉄ちゃん界の鉄則である。隣に三脚を立てさせてもらい、ペンタは400タテ、デジは300oヨコ
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で構えてみた。うむ、なかなかよい感じ。これで欲が出て、F5もサンヨンをつけセッティング。 計3丁切りで本命を
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迎えることになった。
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時折猪苗代湖から湧き上がる怪しい雲が流れてマンダ〜ラになるのを恐々と眺めながら「早く来い、早く来い!」
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と腕時計と睨めっこ。磐梯町交換の普電でピント・アングルを最終確認して、いよいよ本番である。タイフォン一声、
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S字に身をくねらせてアングルに飛び込んできた特急色に、タイミングを合わせてシャッターを切った。
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