撮影日記−新作公開−




















































NO. 294
DATE 07.05
294.富山地鉄10025+10026+173 常願寺川橋梁
2014.05.10 富山地鉄 越中荏原−越中三郷 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)
  富山地鉄きっての名撮影地が越中荏原−越中三郷の常願寺川橋梁。広い河川敷をひと跨ぎにするシンプルな
 ガーター橋もさることながら、日の長い時期の夕方に北側から撮るとバックに見事な立山連邦の峰々が聳えるの
 が最大の魅力である。それを見越して、眼氏プロデュースの今企画では旧型車が夕方の越中荏原−越中舟橋間
 を2往復!さすがツボを押さえている巨匠の演出には心憎いものがある。我々も、引き寄せられるように常願寺川
 の土手に車を走らせた。
  初めに思い描いていた絵は、サイドがちに山並みを広く入れた構図。だが、空気はクリアーなものの稜線付近の
 雲が取れきっていない今日は、メインのピークが見えていないためどうしてもイマイチ感が漂う。とりあえず1往復




















































NO. 294
DATE 07.05
 
 目の後追いは広めに撮ったが、本番はどうしよう…?
  悩んでいると左手から徐々に山頂が姿を現してきた。正面に寄れば、背景はきれいに抜けるのではないか?ふ
 と見ると、眼氏の他鋭い鉄ちゃん諸兄はすでに土手の一番線路寄りに長玉を構えている。即断即決!私もペンタ
 のレンズを400oに付け替えて正面寄りに移動した。もうあまり時間はない。ピントを合わせて電柱をかわして水平
 を出すと、川向うの踏切が鳴り出した。ギリギリでデジもセットし、ファインダーを注視。河原に轟音を響かせて、白
 にグレーの地鉄カラーが夕日を浴びながらアングルに飛び込んできた。
  列車通過後30分もすると、雲はきれいさっぱりなくなった。日はさらに傾き、辺りの景色をオレンジ色に染める。次
 の下り上市行きの普電には旧型車が充当されているはずである。再び中望遠のレンズに交換して、日が沈むまで
 地鉄のハイライトを堪能した。
  
 ※今回は仕事の都合で土曜のみ参戦となりましたが、デキに旧型しかもヘッドマーク付きの大サービスで充実した
 1日を過ごすことができました。眼氏はじめ主催者の方々には厚く御礼申し上げます。また、当日現地でお会いした
 皆さま、お疲れ様でした。またどこかでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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