撮影日記−新作公開−




















































NO. 293
DATE 06.29
293.富山地鉄173+10025+10026 常願寺川築堤
2013.05.10 富山地鉄 越中三郷−越中荏原 PENTAX67 smcPENTAX75oF2.8 RVP50(+1)
  連休の翌週は、眼氏にお誘いいただいた富山地鉄の旧型車フォトランツアーに参戦。これまで地鉄に行く度いつ
 も普電は黄色と緑のテレビカーばかり…と巡り合わせが悪かっただけに、話を頂いた時から楽しみにしていた。し
 かし、あろうことか直前に風邪にやられてしまった。熱はないし身体は至って元気なのだが、喉をやられてまるで声
 が出ない。これでは、現地で参加者諸氏と意思疎通もできないではないか! その上せっかくの土日2日間にわた
 る企画なのに、日曜の午後から仕事があって撮影は実質土曜のみ。悔しいけれど仕方ない。身体も休めたいとこ
 ろだが、多忙な時こそ少ないチャンスは確実にものにしなければならない。のどスプレーとドリンク剤を手に、金曜
 夜の関越道を下った。




















































NO. 293
DATE 06.29
 
  最近は近場の活動ばかりだったので、久しぶりの終夜運転。22時に出れば未明には富山に着くだろう。が、その
 見込みは甘かった。激務の疲れを引きずったままハンドルを握っていると、上里SAで早くも睡魔に襲われる。 仮
 眠。藤岡JCTで上信越に入り、松代でまた仮眠。薄明るくなった東の空を見ながら北上し、北陸道に合流して有磯
 海でまた仮眠。常願寺川の河川敷で関西-D.W・さささ両先輩と合流する頃にはすっかり日も上がっていた。
  D.W先輩の車に荷物を乗せ換え便乗するが、なにせ声が出ない。翌日はまた仕事だし、喉を休めるため今日は
 ひたすら黙ってついて行くつもりだった。とはいえ会話が盛り上がれば加わらないわけにはいかず、口パクと身振
 り手振りで必死のエアトーク(笑)。協議の結果、最初の撮影地はすぐ近くの常願寺川橋梁に向かう築堤にした。
  イベントのもう一つの目玉、デキの単行を水鏡を絡めて真横で押さえ、メインの旧型は3連という長さを勘案して
 勾配を下ったところの踏切に移動する。パパ業兼務で小さなお子様をあやしながら“おしん”状態の眼氏はじめ、
 先客の方々が並ぶ隣にローアングルでセッティング。手前の休耕田がレンゲ畑になっているのを活かし、広角タテ
 位置で構える。間もなく、踏切の音とともに懐かしいモーター音を響かせて、旧型3連が築堤を下ってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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