撮影日記−新作公開−




















































NO. 290
DATE 06.07
290.いすみ鉄道キハ28・52 城見ヶ丘オーバークロス
2014.04.27 いすみ鉄道 城見ヶ丘−大多喜 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP50(+1)
  連休前半は、金曜夜から疲れた体に鞭打って「こうのとり」へ。2年前に撮り損ねた川代渓谷の俯瞰をリベンジす
 るべく、天気予報に煽られて西を目指した。翌朝は確かに晴れ。神戸地方気象台様の御宣託には寸分の狂いもな
 く、霧にもやられず勝負のリングに立つことができた。が、遅い!新緑の進みが遅い! どう見ても若葉の芽吹いて
 いない部分が目立ち、全般的には冬枯れ模様の雰囲気である。地元鉄ちゃんに聞くと、毎朝の霧で日照時間が短
 いのが原因ではないかとのこと。それにカレンダーを良く見ればまだ4月も26日、GWというにはやや早かった。結
 局期待したほどの成果は上げられず、翌日は関西-D.W.先輩&コサカミ氏が出撃しているいすみ鉄道にとんぼ返
 りすることになった。




















































NO. 290
DATE 06.07
 
  仮眠を挟みつつ夜通し走って、横浜町田IC辺りで陽が昇った。保土ヶ谷バイパスからみなとみらいを経由して湾
 岸に抜け、アクアラインを渡れば1時間余りで房総半島である。今日も爽やかな青空、眠くはあるが、心もハンドル
 も軽い。事前の情報では、キハには国吉にボンネットバスが大集合する“みんなでしあわせになるまつりin夷隅”な
 るイベントに合わせて特製ヘッドマークが付くらしいが、田んぼ水鏡を絡めて横がちに狙えばたぶん問題はないだ
 ろう。さぁ、今日はどこで撮ろうかな?わくわくしながら大多喜に乗り込んだ。
  駅前のセブンで先輩御一行と合流し、一発目の打ち合わせをする。無難に横がちなら新田野の築堤になるが、
 足回りの草がやや目障り。それよりも、道中目にした城見ヶ丘のオーバークロスが私は気になった。折しも線路沿
 いの八重桜が満開、次の休みには散ってしまうこと必至で、今日が千載一遇のチャンスである。マークは付いてい
 るけれど、まぁ四国急行型の円形看板だからよしとして構えてみることにした。
  フェンス越しにゴーヨンを構えて待つことしばし、淡いピンクの花道に急行色が現れる。ソメイヨシノを撮り損ねた
 だけに気合いを入れてレリーズオン! 動態予測と高速連写で春景色を行くキハを押さえた。が、並べていたデジ
 で解答速報を確認すると、何とヘッドライトが付いていない。 マークもかつての急行「たかやま」風のゴチャッとした
 感じ。“みんながしあわせになるまつり”に、我々撮り鉄だけは乗り遅れてしまったのであった…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ