撮影日記−新作公開−




















































NO. 29
DATE 08.24
29.EF510貨物 二ツ井トンネル抜け
2008.08.10 奥羽本線 二ツ井−富根 NikonF5 AFNikkor80-200oF2.8 RVP100
  今夏の北東北巡業は、幸い自分の休みと高気圧の接近が重なり、初日以外は毎朝ブルトレ三昧の日々を送る
 ことができた。しかし…どんなにブルトレがXでも天気がド快晴でも、困ったことが一つ。そう、「日本海2・3号」な
 き今、「あけぼの」を撮り終えた後の予定がサッパリ立たないのである。まぁ強いて言えば、原色パイチを期待して
 貨物を待つか、タラコを夢見て五能に行くかと行ったところ。今ツアーでは、後者に賭けて夏の海辺にキハを追っ
 た。ところが、日曜にタラコが入るはずの午後のスジが予想に反して白キハでガッカリ。確かにロケーションは申し
 分なかったが、各地で原色キハが復活してからというもの目が肥えてしまった我々には、ちょっと消化不良な結果
 に終わってしまった。
  そんなわけで、“撮影日記”のネタはまたも「あけぼの」、しかも2日後のキューゴーでもう1発!といきたかったの
 だが、悲しいかな帰宅後労働地獄に突き落とされた私は、いまだ最後のフィルムを現像に出せていない(泣)。仕方
 ないから次善の策。「こんなの撮るの〜!?」という声は覚悟の上、レッド・サンダーの貨物@二ツ井−富根を出し
 たいと思う。
  ここは、前日訪れたときには上下線間が草ボーボーでとても撮れたものではなかったが、先着していた鉄ちゃん
 氏曰く、我々(私&ロン隊長)が来る直前に保線による「合法的」草刈りが行われたとのこと。お陰で奥のトンネルま
 で足回りスッキリ!ありがたくゲバを据えさせていただき、貨物を頂戴した。手元の手帳を見返すと、97年にED75
 「あけぼの」を撮って以来、実に11年ぶりのこのアングルであった…。





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