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城址俯瞰を目指した。狙いは485系の「みやぎ・ふくしま花めぐり号」である。
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確かジムニーの初遠征もここだったっけ。昔を思い起こしながら深夜の東北道を下る。あれから船岡城址の俯瞰
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には3度挑戦したが、空気の抜けが悪かったり桜の咲き具合がいまいちだったりで“激Xいまだならず”。クリアー
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な星空に今日こそは…と期待が高まる。福島・宮城県境で空が白んできた。よし、イケそうだ!
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えっちらおっちら山を上がると、頂上にはすでにいつもの面々が三脚を立てていた。駐車場に鎮座していたランク
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ルから想像した通り、ロン隊長の姿も見える。確かに花のまばらだった昨年と異なり、手前から線路沿いの堤防ま
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で波打つように続く満開の桜はこれだけのギャラリーを満足させて余りある光景だった。背後の蔵王もくっきりバリ
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見え。花を愛で、団子を頬張り、手持ちで貨物を撮りに下段に行ったりするうち、通過時刻が近づいてきた。
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さぁアングルの最終確認。ペンタは300oと165oの2台、それにD800の計3丁切りでヨンパーゴを迎え撃つ。は
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るか遠方から特急色が近づいてきた。船岡駅でしばしの停車。我々を焦らせるだけ焦らして、千両役者はゆっくり
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とファインダーに姿を現した。ついにX!新たな愛車との旅は絶好のスタートを切った。
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