撮影日記−新作公開−




















































NO. 288
DATE 05.23
288.485系「みやぎ・ふくしま花めぐり号」 船岡城址俯瞰
2014.04.13 東北本線 船岡−大河原 PENTAX67TTL smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  突然だが、3月末をもって6年間お世話になってきた愛車に別れを告げた。 小型・軽量なうえ抜群の走破力を誇
 るジムニーは林道を抜けて俯瞰ポイントに行くには最強の相棒だった。だが、すでに走行距離15万km超、夏タイヤ
 はもうツルツル、そして何より導入した時から確実に6つ歳をとってしまった私の体力が軽での遠征に耐えられなく
 なってきた。そんなわけで昨秋から中古車市場を眺めていたところ、増税前になって好条件の出物が現れて即決と
 なったのだった。
  しかし無事年度末に納車したはいいものの、年度初めは職場も多忙を極め、休日返上の馬車馬労働。というわ
 けで、New愛車の初陣は関東の桜もすっかり散った4月半ば。撮り逃した春の情景を追い掛けようと、恒例の船岡




















































NO. 288
DATE 05.23
 
 城址俯瞰を目指した。狙いは485系の「みやぎ・ふくしま花めぐり号」である。
  確かジムニーの初遠征もここだったっけ。昔を思い起こしながら深夜の東北道を下る。あれから船岡城址の俯瞰
 には3度挑戦したが、空気の抜けが悪かったり桜の咲き具合がいまいちだったりで“激Xいまだならず”。クリアー
 な星空に今日こそは…と期待が高まる。福島・宮城県境で空が白んできた。よし、イケそうだ!
  えっちらおっちら山を上がると、頂上にはすでにいつもの面々が三脚を立てていた。駐車場に鎮座していたランク
 ルから想像した通り、ロン隊長の姿も見える。確かに花のまばらだった昨年と異なり、手前から線路沿いの堤防ま
 で波打つように続く満開の桜はこれだけのギャラリーを満足させて余りある光景だった。背後の蔵王もくっきりバリ
 見え。花を愛で、団子を頬張り、手持ちで貨物を撮りに下段に行ったりするうち、通過時刻が近づいてきた。
  さぁアングルの最終確認。ペンタは300oと165oの2台、それにD800の計3丁切りでヨンパーゴを迎え撃つ。は
 るか遠方から特急色が近づいてきた。船岡駅でしばしの停車。我々を焦らせるだけ焦らして、千両役者はゆっくり
 とファインダーに姿を現した。ついにX!新たな愛車との旅は絶好のスタートを切った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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