撮影日記−新作公開−




















































NO. 283
DATE 05.04
286.いすみ鉄道キハ52・28 久我原築堤
2013.03.21 いすみ鉄道 久我原−東総元 PENTAX67TTL smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  あら不思議、キハ52の塗り替え直前キャンペーンで工場入場まではマーク無しという話は聞いていたが、 タラコ
 に装いを変えてからも一向に看板が付く気配はなかった。これはありがたい!菜の花シーズンを控えた春の景色
 をすっぴんの国鉄色で撮れるのは予想外のボーナスチャンスである。 仕事が激多忙でほぼ休鉄だった2月の鬱
 憤を晴らすように、3月は房総の奥地に足繁く通うことになった。
  お彼岸が近くなると日中の光線が強くなり、線路際には所々黄色い春の使者が姿を現すようになる。ようやく殺
 風景な景色に命が吹き込まれ、こちらもやる気は上々。この日は上総中の往復の2本目を久我原築堤の上段か
 らやることにした。といってもすでに2回ここからチャレンジしているのだが、バックの竹林で家を隠しきれなかった




















































NO. 286
DATE 05.04
 
 り、前列に鉄が陣取っていたりと思い通りに行っていなかった。今日は幸い人出は少ない。前列もガラ空き。しかも
 立ち位置には一面菜の花畑ができているではないか!これでアングルは決まった。
  前景に花をボカして入れて、ペンタ300タテで構図を練る。準備万端! と思ったのも束の間、久我原名物の昼雲
 が広がってきた。この界隈、朝はド快晴でも1本目のキハがやって来る午前遅く辺りから妙な雲がどこからともなく
 現れる。 山間部だから天気が不安定といえばそれまでなのだが、大したことない割になかなか満足に撮らせても
 らえないポイントなのである。でも、今日は朝から来る晴れを繰り返す巡り合わせの良い日だから、きっと大丈夫!
 日頃の行いだって完璧じゃないか(?)
  願った通り、久我原発車のタイフォンが聞こえる頃には薄雲は消え去った。間もなく、春の陽光を浴びて国鉄色
 がファインダーに現れる。X!やっぱり品行方正な鉄は違うねぇ!…ま、午後から寒気の影響で完全曇天になり
 早々に撤収したのはナイショってことで(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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