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28.EF81 95「あけぼの」 糠沢Sカーブ
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2008.08.10 奥羽本線 糠沢−鷹巣 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
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この夏は北東北を目指した。当初の予定では上り「富士」狙いで九州のつもりだったのだが、4月から毎月のよう
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に通った日豊詣でのお陰で、お盆前には撮りたいアングルを卒業。幸か不幸か目の前の目標を失ってしまった私
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は、時刻表片手に悩んだ末、手薄だった奥羽ブルトレを仕留めるべく深夜の東北道を北上したのだった。
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いざ現地に乗り込むと、何と「あけぼの」ループ運用に95号機が入っているではないか。いい年こいてネタガマに
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萌えるわけではないけれど、嫌悪の対象であるカシガマとは対照的に、かつての東北〜陸東経由だった頃を髣髴
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とさせる“キューゴー・ぼの”はちょっと気になる存在。合宿3日目の10日は、レインボーガマに相性のよいロン隊長
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がゲリラ出撃するということで、秋田で合流し共同作戦を展開することになった。
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隊長の練りに練ったプランによると、桂根−新屋で撮った後即撤収で高速をカッ飛べば、二ツ井−富根や糠沢
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−鷹巣に追っ掛けが可能ではないかとのこと。手元の地図が古いため秋田道がどこまで延伸しているかわからな
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いが、イチかバチか可能性に賭けてみることにした。
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夜が明けると、昨夜の星空はどこへやら、桂根はまさかのクソ曇天。一応ファインダー見る鉄だけして、悔し紛れ
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に意地の追撃を開始した。秋田道は高速とはいえ片側一車線。途中チンタラ走りの軽トラに道を塞がれたり、偽善
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走行のパ●カーの続行を余儀なくされたりしつつも気合で二ツ井白神まで走り切り、糠沢Sカーブには10分先行。
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こちらは見事なまでのバリ晴れであった。伝家の宝刀サンニッパでアングルはバッチリ!上りの快速電車がカーブ
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の先に消えると、間もなく線路の向こうに2灯のライトが光った。
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