撮影日記−新作公開−




















































NO. 270
DATE 12.15
270.115系 樽沢トンネル俯瞰
2013.11.09 吾妻線 川原湯温泉−岩島 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  この秋のトレンドは、中央東線の山スカ&紅葉だったようである。現地に行った仲間内の話を聞くと、甲斐大和も
 四方津の鉄橋も「SL来るんですか?」状態の大パニック。おおよそ普電をまったり撮るような雰囲気ではなかった
 という。そんな甲斐路の混雑をよそに、私が注目していたのは、吾妻線の湘南色&紅葉。ダム工事の進展に伴っ
 て数多くのNewアングルが出現したが、でもそれは早晩線路自体が湖底に消えることも意味している。そうのんび
 りもしていられないが、晩秋になり冬型が強まると上越国境を越えて草津方面にも雲が流れ込む。 バリ晴れ条件
 は意外に難しく、初めてリサーチに来てからもう2年越しの課題となっていた。
  前週から一転、早朝の渓谷はコートなしでは身震いするくらいにまで冷え込むようになっていた。LIBERTY氏と未




















































NO. 270
DATE 12.15
 
 明の関越を走り、6時半に不動大橋のコンビニ着。渋川から後ろを追走してきた車も同じ駐車場に滑り込む。降り
 てきたのは鉄仲間のゴルきち氏だった。只見のタラコと迷ったが、田子倉はもう冬枯れと踏んでこちらに来たとの
 こと。みな考えることは同じようである。さらに撮影地の麓でもいつもの御大にバッタリ。ホントに日本は狭いなぁ。
  斜面を上がると、コンクリ法面から対岸の山裾を縫うように敷かれた細い線路が見える。途中一瞬レールを隠す
 のが日本一短い樽沢トンネル。ペンタ300で周囲の紅葉をガッツリ入れて構図を決めた。秋も深まり日の出はすっ
 かり遅くなっている。なかなか抜けない影にヒヤヒヤしたが、7時半を回ってようやく線路に光が回ってきた。8時過
 ぎ、谷底にモーター音を響かせて、3連の115系がゆっくりとファインダーに現れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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