撮影日記−新作公開−




















































NO. 269
DATE 12.08
269.475系「北陸本線100周年記念号」 細呂木Sカーブ
2013.10.14 北陸本線 細呂木−芦原温泉 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)
  この列車の詳細が発表されて以来ずっと脳内に描き続けていたのが、細呂木付近を西日を浴びて駆け抜ける看
 板付き急行の勇姿だった。駐輪場裏から500oで撃つのも悪くないが、やはり第一候補は「雷鳥」で撮れなかった首
 カックン。 しかし、安楽寺から高速を飛ばして駅近くまでやって来ると、県道クロス下のこの場所は想像を絶する未
 曾有の大パニックとなっていた。本命の300o位置はすでに5段雛壇の大入り満員。ようやく隙を見つけて銀箱タテ
 乗りのハイアングルで確保した場所は200oの立ち位置だった。ちょっと圧縮感は薄れるが、逆にそれはペンタ400
 の出番であることも意味している。周囲のデジ砲列をあざ笑うようにバケペンを据えた。
  だが、あざ笑われているのは私の方だったようだ。通過20分前を過ぎた頃から切り位置に向けてぐんぐん影が伸
 びてきた(汗)。AFでズーム、連写も利くデジと違いバケは臨機応変にはいかない。悩んだ末にピン位置を少しだけ
 奥にずらして、影を踏む寸前に切ることにする。ドキドキ!間もなく通過時刻。遠方から近づいて来たデカ目2灯ラ
 イトをよ〜く見つめて、レリーズ!同時に切ったデジで解答速報をチェックする。よし、極まった!
  次は今庄に追走。日もギリギリなため、今庄を出てすぐの踏切でタテ顔面を狙う。が、通過2分前日没コールド。
 肩を落として高速に乗れば、杉津付近の事故渋滞で敦賀まで小1時間…。この後は実に散々な結果であった。





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