撮影日記−新作公開−




















































NO. 251
DATE 07.06
251.381系「はしだて7号」 下山鉄橋俯瞰
2013.05.05 山陰本線 下山−和知 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  「あさま」の後は、ひたすら日本海縦貫に沿って西へ下った。富山県内で風呂と夕食を済ませ、連休中というのに
 車もまばらな北陸道を敦賀まで爆走する。 漆黒の闇に包まれた国道27号で小浜線と並走し、小浜西から再び高速
 に乗って春日IC前のコンビニに滑り込んだのは深夜2時頃だった。ようやく再訪叶った北近畿エリア。翌朝の「こう
 のとり」は川代渓谷で迎え撃とうと思った。しかし! 沿線は早朝からお約束の霧に包まれ、構想を温めていた俯瞰
 は幻に…。 現地で合流したコサカミ氏とガックリ肩を落としたのだった。
  それでも、9時を回ると視界が開けてきた。「こうのとり1号」狙いで黒井−石生に転戦するころには、ややガスが
 残りながらも予報通りの晴れ模様。昼まで福知山線で遊ぶことができた。さぁ、午後はどうする? 選択肢は2つ。




















































NO. 251
DATE 07.06
 
 梁瀬のオーバークロスで「こうのとり15号」を撮るか、それとも下山の鉄橋で「はしだて7号」を撮るか。結論は…ア
 ングルのクォリティと帰路の行程を考えて、下山の鉄橋に決まり!
  かつて「あさしお」「丹後」の末期に雑誌で目にした鉄橋を見下ろす丘の上。遥か遠方に淡い緑の稜線が連なり、
 カーブした線路の先の山裾には小さく下山駅の跨線橋が見えている。雄大な風景に思わずペンタ2台を持ち出し
 て、300oと165oで構図を決めた。16時過ぎ、駅付近にクリームと赤の特急色がチラリと顔を出す。「はしだて7号」
 登場! しばしの後、再び木陰から姿を現した振り子特急は、逆「く」の字を描くようにして鉄橋に躍り出た。薫風吹
 き抜ける谷に轟音が響く。「もらった♪」2台の67のシャッターを手応え十分で切って落とした。
  17時、コサカミ氏と別れて帰路に就く。ところが、京都縦貫道に乗る前の交差点でいきなりの大渋滞。そして名神
 も各所で混雑が発生している模様。京滋バイパスで瀬田東にワープし、草津から新名神に逃げる。これで伊勢湾
 岸を横断する方が距離的に有利なはずだ。が、普段混んでいるところを見たことがない新名神経由も、亀山・鈴鹿
 で大渋滞。まったく昨夜の北陸道とは大違いである。結局家に着いたのは翌日未明。家が実に遠かった…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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