撮影日記−新作公開−




















































NO. 240
DATE 04.17
240.485系「思い出の白山号」 御代田ストレート
2013.03.02 しなの鉄道 御代田−平原 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP100
  この週末は、紀勢東線の「なつかしのくろしお」に食指が動いていた。現役時代に極め切れなかった海沿いを行く
 原色381系の魅力に加えて、朝夕は紀勢貨物とも掛け持ちができて効率が良い。しかも、順当なら土日ともに原色
 機が登板するローテーション。遠いけど、もう行っちゃうしかないでしょ! 早々に金曜夜は徹夜の覚悟で腹をくくっ
 ていた。しかし…仕事というのは無情なもので、3本抱えた学年末試験の作成が終わらない(汗)。結局持ち帰り仕
 事で目途を付けた頃には、とっくに日付が変わっていた。 さすがに紀伊半島最南端は今さら間に合わない。仕方
 なく、数時間の仮眠の後、代替案のしな鉄「白山」に出撃することにした。
  だが、ひと眠りして早朝出発でいいや…と油断したのが失敗だった。冬場の関越には土曜朝名物のスキー渋滞




















































NO. 240
DATE 04.17
 
 がある。車が多ければ当然事故発生の確率も高いわけで、外環和光では「関越道が所沢を先頭に事故渋滞、通
 過に70分…」という情報をキャッチ。まともにハマるとさすがに到着が遅くなるため、練馬から下道に抜けるも、こち
 らもやはり大渋滞。ウンザリしながら所沢ICに出て、あとはひたすら上信越道で佐久を目指す。 「白山」は軽井沢
 12時発。浅間が見えても見えなくても、平原−御代田の定番付近がベストのはずである。
  想定はしていたが、現地は鉄分濃さげなネタ好きの人々でパニックしていた。ただ、不思議なことにレンズが一様
 に長野方を向いている。聞けば、これから「白山」の送り込み回送がやって来るという。ふ〜ん…それにしても、タイ
 ガーロープ手前にもかかわらず、皆さま御熱心なことで。下らぬアングルは撮らぬ主義の私は、「白山」回送は見る
 鉄でやり過ごす。が、その時見た、見てしまったのだ!軽井沢方に絵マークが付いているのを。ということは、本番
 の長野方は恐らく文字マーク。昨今のシール式の文字看は…ちょっと何かなぁ。
  ま、でも来てしまったものは仕方ない。浅間の山頂は雲に隠れているため、オーバークロス下の1本だけ架線柱
 が外にずれた箇所に三脚を立てる。ここだと、敷地外から「合法的」にポールのかからない顔面撃ちを極めること
 ができるのである。F5にゴーヨン、D800にサンニッパ×1.7の2台をセットし、動態予測をオンにして列車を待つ。
 12時10分過ぎ、3灯ライトの485系がファインダーに現れた。危惧した通り、マークは文字看。撮るには撮った。しか
 し、機材をしまいながら思う。「また、つまらぬものを斬ってしまった…」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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