撮影日記−新作公開−




















































NO. 24
DATE 06.21
24.489系「能登」 西高岡オーバークロス
2008.06.01 北陸本線 西高岡−高岡 PENTAX67 smcPENTAX200oF4 RVP(+1)
  目氏をはじめ著名な北陸鉄ちゃん諸氏の間で夏場の熱いテーマとなっている“北陸夜行朝3発”。確かに、本線
 といえども容赦なくブルトレが切られていく昨今において、数分おきに続々と夜行列車がやって来るポイントという
 のは、高崎線朝練とここくらいなのではなかろうか。今年は春先から関東が好天に恵まれず、この日も高崎線はダ
 メそうだったため、思い切って高岡まで終夜運転で乗り込むことにした。
  さすが6月の日の出は恐ろしく早い。3時台から徐々に東の空が白み始め、5時前に現地に着く頃にはすっかり
 ベルビアで勝負できる露出にまで明るくなっていた。やや画面背後の霧が気になるが、来てしまったからにはしょう
 がない。開き直ってセッティング。最近は長玉一辺倒だったが、久々に中望遠のペンタ200で勝負に出る。
  5時47分、先陣を切って「日本海」が登場。が、今日の牽引機は残念ながらトワガマで、被写体としてはアウト!
 僅か5分後に続くは、赤パイチにエスコートされた「北陸」。まぁ無難に決まったが、正面陰りのこの場所ではパッと
 見「あけぼの」と大差ない。「北陸」はやっぱりロクヨン牽引の方がカッコイイなぁ…。そして、さらに7分続行でトリを
 務めるのが489ボンネットの「能登」。コイツは半逆光でもボンネットの独特の造形で存在感は抜群。早朝のオレン
 ジ光に煌きながら、“こだま型”最後の定期優等列車は初夏の北陸路を軽やかに駆け抜けていった。





撮影日記トップへ