撮影日記−新作公開−




















































NO. 234
DATE 03.15
234.銚子電鉄2000形 地球の丸く見える丘俯瞰
2013.01.27 銚子電鉄 犬吠−君ヶ浜 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  1月最後の週末、バリ晴れ予報に鹿島貨物は2週連続国鉄色祭りと絶好の鉄日和。早速土曜の朝から北浦橋梁
 に出撃し、前回とは違う画角で77レを撮影。まずは幸先良いスタートを切った。ところが、続く71レを撮りに転戦した
 下総神崎の仲底踏切では、待てど暮らせど列車が来ず…。周囲の鉄ちゃん諸氏の話によると、カマが故障したの
 か未だ当該列車は新小岩を出ていないという。そうこうするうち、強過ぎる冬型の影響で、北から寒気雲が流れ込
 み天気が終了。何とも後味の悪い結末となった。悔し紛れに翌日も鹿島貨物へ。ところが、今日も踊る鉄戦線、71
 レに入るはずの国鉄色を狙うも、この日もダイヤが乱れてカマも更新PFに差し替えと目も当てられぬ状況に…。
 早朝8時のモノヨツで完全に行動計画が頓挫してしまった。こんなことなら、しな鉄の急行「志賀」にでも行けばよか
 ったが、もはや後の祭り。仕方なく、次善の策として、ちょっと気になっていた銚子電鉄を訪問してみることにした。
  銚子電鉄で見てみたかったのは、京王〜伊予鉄のお下がりの2000系。最近車体側面の広告が消えて臙脂の帯
 が入り、その顔と相まって名車5000系の雰囲気を漂わせるイイ感じの電車である。
  何せ初訪問の地ゆえ、ナビを見ながら行き当たりばったりでロケハンし、まずは君ヶ浜付近で顔面撃ち。次なる
 アングルを探してウロウロするうち、地球の丸く見える丘展望台という施設があることに気付いた。位置的に犬吠
 駅近辺が海バックで見下ろせそうな雰囲気である。機材一式を背負って入館してみることにした。で、眼前に広が
 ったのがこの風景。水平線を背に、畑の中をへろへろ走る線路が見える。展望台にはご丁寧に犬吠駅の電車の
 時刻まで掲示されているではないか!売店で買い求めたぬれ煎餅をかじりつつ、2000系が来るのを待った。





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