撮影日記−新作公開−




















































NO. 230
DATE 02.15
230.小田急7000系LSE「はこね31号」 風祭33‰勾配
2013.01.02 箱根登山鉄道 風祭−箱根板橋 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP100
  宗谷ラッセルツアーから帰還して間もなく、新年初鉄としてロマンスカーの撮影に出向いた。実は12月にもチバラ
 ギ氏と撮りに来ていたのだが、その時は寸前に薄皮1枚分露出が弱って満点解答にはならず。今回はそのリベン
 ジマッチである。ただ、本日1月2日は箱根駅伝往路の日。撮影地の目の前を通る国道1号はコースもコース、現
 場の真っただ中である。ヘタに車で出掛けるととんでもない大渋滞に巻き込まれるのは目に見えている。超望遠に
 機材を絞って、のんびり電車で湘南の地を目指すことにした。
  ちょうど最後尾の集団が通り過ぎた後なのか、各大学の幟を持った見物客が引き揚げてくる中、マウンテンダッ
 クスにプロ4という場違いな格好で風祭駅至近の踏切へ。まずは13時半に通過する「はこね21号」をサンニッパ+




















































NO. 230
DATE 02.15
 
 テレコンの420oで捉える。 この時期だから光線は十分柔らかいが、ベストを追求する者にはまだまだ。やはり本
 命は2時間後の「はこね31号」である。
  だが、2時間も寒風吹きすさぶ外で待つのは辛い。ランチタイムと洒落込んで、駅の反対側にあるカレー専門店
 に入ってみた。ところが入ってビックリ、これがスゴイ!まずカウンターには片言の日本語しかできないインド人の
 シェフが一人だけ。とりあえず800円也のチキンカレーを注文して食べていると、店長と思しきオヤジが帰って来て
 それは1200円で高いから 1000円のランチバイキングにしてやるという。どうも、カレーとライスが別料金らしい。な
 んじゃそりゃ! そして怒涛のトーク。箱根は最近すっかり寂れた。それはどの店も客をもてなすサービスができて
 いないからであると。また、私の職業を聞きだすと「アンタ歴史の先生かい。いやぁ白人てな許せないね…」とご自
 身の偏見に満ちた歴史観を御開陳…。聞くに値しない独演ショーが終わると「お値段1100円ね。100円分はネパー
 ルの慈善事業に寄付するから」と。いや、そりゃ結構な心掛けだが、オッサン、客に意思確認の一つくらいはしよう
 ぜ…。う〜ん、こりゃぁ箱根も寂れるわなぁと実感した昼下がりであった。
  さて、すっかり食の題話になってしまったが、肝心のロマンスカーはご覧の通り。妙なカレーの口直しに、ベタベタ
 のオイシイ光線でLSEを頂戴したのであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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